舌喰池

昔、大池の工事のときに土手から水が漏れて、どうしても十分に水を貯めることができなかった。その際、苦渋の決断として「人柱」をたてることになり、くじ引きで決めることになった。そしてくじを引き当てたのは村はずれで一人住まいの美しい娘さんであった。娘さんは悲しみの末、人柱にたつ前の晩に舌をかみ切り、池に身を投げて死んでしまった。その後、村人は娘さんの遺体を手厚く供養し人柱にたてたところ池の漏水が止まったという。こののち村人は、この悲しい出来事を忘れてはならないと思い、「舌喰池」と呼ぶようになり、水を一層大切に使うようになったという。

登録日:2026-01-21 投稿者:タケウチ
地区コード上田市
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