
上田公園を散策するなかで、英語表記を多くみた。私は、英語表記と、近年のインバウンド観光とが関連していると捉えた。そこで、以下には、上田のインバウンド観光の取り組みについて調べた結果をまとめたうえで、持続可能な地域づくりへと学びをつなげていこうと思う。
上田市では、EGG(English Guide Group)という英語ボランティアガイドが、活動を行っていることを知った。主に英語で上田市とその周辺地域の観光ガイドをボランティアで行う会であり、上田市観光課及び上田観光コンベンション協会により後援されている。
ガイドなどの依頼に備えて、英会話講座やワークショップを開き、郷土の文化や歴史を学習したり、英語力を向上させたりといった研修を活動の中心としている。このほかには、国際交流イベントを実施したり、英語による観光ガイドや通訳・翻訳・国際交流などに関わるボランティア活動に取り組んだりしている。
信州上田観光協会とアンドクラフト株式会社は、英語版総合パンフレットを制作した。
信州上田観光協会のインバウンド部会と協働して取り組まれたクリエイティブ施策は、信州上田の観光振興に貢献されることを願い、実現したものであるといえる。
信州上田観光協会のウェブサイトにおいても、「English・簡体中文・繁体中文・한국어・ภาษาไทย」の5つの言語設定が可能となっている。
また、長野県観光機構は、上田地域振興局から受託し、観光資源に接する機会を提供し、その魅力を伝えてもらうため関係者を招請することに取り組んだ。
「急増するインバウンド需要を上田地域に取り込み、新たな旅行商品の醸成につなげる」ことを目的とした。
以上から、これからの持続可能な地域づくりには、海を越えた視点をもって、観光と地域資源をつなげて捉えることが重要であると考えた。社会の変化にともなって、地域資源の在り方とそれに関わる人びとの在り方も同様に、変わっていく必要があることにも気付いた。一方で、地域資源をまもることや、地域振興を目指すといった地域づくりに対する地域の人びとの想いは、変化していないのではないかと捉える。
参考文献
アンドクラフト株式会社,2025,「信州上田観光協会 英語パンフレット」
(2026年2月6日取得,https://and-craft.co.jp/works/4278/)
Ueda English Guide Group,「私たちの取り組み」
(2026年2月6日取得,https://english-guide-group.com/subpage.html)
信州上田観光協会,「うえだトリップなび」
(2026年2月7日取得,https://ueda-kanko.or.jp/)
「長野県観光機構が上田地域を巡る『インバウンド向けファムトリップ』を行う!」『東信ジャーナル』2025年3月31日
| 地区コード | 上田市 |
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| 管理番号 | 4 |
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| カテゴリ名 | 私の地域探究2025(信州上田学) |
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