生島足島神社は上田盆地中央に位置し、古代より「国土の守護神」として崇敬されてきた。特に本殿内殿は、床板を設けず地面を露出させるという極めて特異な構造を持つ。これは大地そのものを御神体とする信仰形態を示し、神像・鏡・御幣などの象徴物を祀る一般的な神社建築とは明確に異なる。
この構造は、古代祭祀における「自然物を媒介しない直接的な大地信仰」の痕跡と考えられ、考古学・宗教史の観点からも重要である。内殿の空間は装飾性を排し、視覚的情報を極端に抑制することで、参拝者の意識を大地へと集中させる機能を持つ。日本遺産のストーリーにおいては、太陽の運行と大地の聖性を象徴する中心的文化財として位置づけられる。
私が訪れたときは七五三用のセットが準備されており、現在でも地域の人々の暮らしに根付いた場所となっていた。撮影禁止となっていたため、本殿の写真は撮れていないが、神聖さを感じる空間となっていた。
| 地区コード | 上田市 |
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| 管理番号 | 4 |
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| カテゴリ名 | 私の地域探究2025(信州上田学) |
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