上田名物「美味だれ」は、なぜ上田という地域で広まったのか
上田市で広く親しまれているご当地グルメのひとつが、**「美味だれ焼き鳥」**である。この食文化は、焼き鳥に すりおろしニンニク入りの醤油ベースのタレ をかけて食べる独特のスタイルが特徴で、一般的な焼き鳥のタレとは異なる風味となっている。
「美味だれ」という名前は、2010年に市民有志が発掘・命名したご当地食文化の呼称である。調査の結果、上田地域の人々が普段から当たり前に行っていたやきとりの食べ方であることが分かり、地域独自の食習慣として再認識された。
歴史的には、日本が高度経済成長期であった昭和30年代頃、上田市内の焼き鳥店でニンニク醤油ダレをかけて食べる方法が生まれ、それが60年以上に渡って地域に根付いてきた食文化であることがわかっている。豚肉や焼き鳥をより味わい深く食べるためにタレとして使われることが始まりで、時代を経ても地元の人々に受け継がれてきた。
さらに調べていく中で、美味だれは、半世紀ほど前に臭みのある豚肉が流通していた時代、その臭みを消すために考えられたタレが始まりであることもわかった。
現在では食肉の品質も向上し、当時のような状況は少なくなっていると考えられる。それにもかかわらず、美味だれは上田の食文化として残り続けている。このように、時代や状況が変化しても美味だれが食べられ続けている理由は何なのか、上田という地域との関わりの中で考えてみたいと思った。
現段階では文献やインターネットを中心に情報を集めているが、今後は実際に上田市内の飲食店を訪れ、味や提供のされ方、店ごとの違いなどを体験しながら調べていく予定である。
「美味だれ焼き鳥」の歴史と定義(ニンニク醤油ダレの食べ方について) — 美味だれ焼き鳥公式サイト
https://oidareyakitori.jp/about
「100年フード」データベースの詳細(歴史・経緯) — 文化庁公式PDF
https://www.bunka.go.jp/seisaku/shokubunka/foodculture/assets/pdf/hyakunenfood/jirei/pdf_1198.pdf
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| 投稿者 | ガブガブ |
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