上田市の温泉地を調査 その5.鹿教湯温泉

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最後の調査として、鹿教湯温泉を訪れた。鹿教湯温泉は、鹿教湯・大塩・霊泉寺の三つの温泉地から成る丸子温泉郷の一つであり、古くから湯治場として知られている温泉地である。
当初は大江戸温泉物語の施設を利用する予定だったが、桜館は日帰り入浴を行っておらず、藤館も休館中で入浴できなかった。そのため、外湯である文殊の湯を利用することにした。このように予定通りにいかない点も実際に現地を歩いて回る調査らしさを感じるいい経験だ。
文殊の湯は、全体的に簡素な造りではあるが、そこそこ広く露天風呂も備えられており、落ち着いて利用できる温泉だった。湯は薄い硫黄のにおいに加え、どこか燻製のような独特の香りがあった。鹿教湯温泉は旅館が立ち並ぶ街並みとなっており、利用者も旅館客や観光客と思われる人が数名見られた。
鹿教湯温泉は、その名の由来にもなっているように、傷に効く泉を文殊菩薩が鹿に化けてその場所を人々に教えたという伝説を持つ温泉地であり、長い歴史の中で湯治文化が育まれてきた。文殊の湯も文殊菩薩にちなんで名付けられており、温泉と信仰が結びついてきた背景を感じることができる。利用料金も比較的安く、広さや手軽さの点から見ても、観光客だけでなく地域の人にとっても利用しやすい温泉だと感じた。
石湯同様に、飲める温泉があったので、テイスティングしてみた。味は言うまでもなく下呂温泉を感じる優しい不味だった。
今回は鹿教湯温泉を中心に訪れたが、先述の通り丸子温泉郷には大塩温泉や霊泉寺温泉といった、異なる特徴を持つ温泉地も存在している。今回は足を運ばなかったが、興味を持った人はそれらの温泉も含めて巡ってみると、温泉郷としての多様性、上田市の温泉資源の魅力をより感じられるのではないかと思った。

登録日:2026-01-20 投稿者:半蔵
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    投稿者半蔵
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    カテゴリ名私の地域探究2025(信州上田学)
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