軒先に吊るされた大きな杉玉は、過去の飾りではなかった。 風に揺れるその姿は、柳町が今も酒を仕込み、人を迎え、日常を続けている証のように見える。 歴史ある建物の前に立つと、ここが「残された場所」ではなく、「使われ続けている場所」だとわかる。 旅人として立ち止まったはずなのに、いつの間にか町の暮らしの一部を覗いている気分になった
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