
上田市真田町本原の中原地区には、「中原延命地蔵尊身代地蔵」と呼ばれる地蔵堂がある。この地蔵堂がある中原地区周辺では、昔は大雨等による水害などが起きており、村人たちが管理する田畑が被害を受けやすい状況にあったことが知られている。そのため、村人たちは、「水難除けの守護仏」として位置づけることで、自分たちの集落を水害などから守ってくれるように祈りを捧げてきたと考えられている。
なお、地蔵堂の隣にあった立て札によれば、「大沢川の大増水と西畝山の山津波(現在の「土石流」)が重なり一時に大土砂群が流出し、下塚の地より現在の処に地蔵様が流されてきた」 という伝説が現代でも人々の間で語り継がれているという。
実際に訪れてみると、地蔵堂は通常、車両が通る道路よりも少し高い場所に位置していたことから、水害などによって流されないような場所に地蔵堂を建てたのではないかと考えた。
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【参考】
¹延命地蔵尊記より抜粋「延命地蔵尊のいわれ」※中原りんご祭り保存会の立て札に記載されている。
| 地区コード | 真田地域(上田市) |
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| 管理番号 | 2 |
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| カテゴリ名 | 私の地域探究2024 |
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