月に関わる信仰
武水別神社の仲秋祭
冠着山頂にある冠着神社には月の神、月読尊をはじめとする神々が祀られ、毎年7月下旬に地元の人びとが祭事を行っている。この時期は、ヒメボタルが山頂に舞い、棄老物語を主題とする謡曲「姨捨」の老女の舞を想わせる幻想的な光景を見ることができる。
武水別神社は八幡神を祀っていることから、八幡宮とも呼ばれている。神社と通りを隔てた広大な神官の屋敷や、廃仏毀釈で廃寺となった神宮寺跡や、その末寺の佇まいが良く残り、神仏習合であった神社の姿を今に伝えている。
中秋の満月の頃、9月14日に神社で仲秋祭が行われ、毎年6~7地区の獅子舞神楽が奉納される。仲秋祭は、神宮寺の放生会に由来するといわれている。
12月10日から15日に、戦国時代から記録が残る「大頭祭」と呼ぶ新嘗祭が賑やかに行われている。祭りや棚田の耕作は、地域の絆を育んでいる。
稲荷山の伝統的建造物群をはじめ市内の街かどには、「二十三夜塔」と刻まれた約50基の石碑が建てられており、かつて月待ちの行事が盛んであったことを物語っている。月待ち行事は、信心の仲間が集まって月の出を待って祈願する行事で、石碑は行事を記念して建てられたものである。
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| 投稿者 | ウルボー |
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