萬葉集(写本)

萬葉集(写本)

『萬葉集』(写本)全9帖 (市立小諸図書館所蔵)

『萬葉集』とは・・・
飛鳥・奈良時代の歌集で、約130年間の長歌、短歌、旋頭歌、仏足石歌など4500首余りを収録。天皇、皇后をはじめ一般民衆の歌まで含んだ歌集。
【参考文献】『国史大事典』(国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1992)

本書は、江戸初期の写本といわれていて、国文学者佐佐木信綱氏の著書『萬葉集事典』(平凡社 1956)の諸本―写本の項で『小諸本萬葉集』として収録されています。
綴葉装(てっちょうそう)の活字附訓本で、缺本(欠けた巻がある本)で、5,6巻が欠けています。
サイズは、縦23.5cm×横17.5cm。
小諸藩主牧野氏の蔵書で、のちに小諸町で酒造業を営んでいた大塚宗次氏が購入、大正3年(1914)に財団法人小諸図書館へ寄贈されました。
大塚宗次氏に関する情報は、http://jahis.law.nagoya-u.ac.jp/who/search『人事興信録データベース』参照。
大正3年は、小諸町青年団により財団法人小諸図書館が開館した年で、その前後に地元の商家などから多くの書籍が図書館へ寄贈されており、本書はそのうちの貴重な一冊です。

登録日:2021-02-16 投稿者:ゆかちゃん
地区コード小諸市
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