探求テーマ「上田のシンボルの普及+若年層に対するアプローチ」
私が上田探検隊や自らの目で見てきた上田の魅力は、歴史的な建造物に身近に触れられるという点である。しかしながら、それに気づいている人は限りなく少なく思える。そんな上田市と地元の松本市を比較した時に、松本も上田と似た魅力を持ち合わせている。だが、松本に住んでいると頻繁に歴史に触れたくなる。それはなぜなのか考えた時に、松本城という圧倒的なシンボルの魅力に隠されていると考えた。もちろん天守閣があり、存在感が凄まじいことは大前提として、それだけで、地元の人々が訪れているとは思えない。では、観光客だけでなく地元市民も頻繁に訪れる理由は何か。調べれば一瞬で訳が分かった。それは、多種多様な四季折々のイベントである。春は夜桜会、光の回廊、夏は太鼓祭、秋はそば祭り、冬は氷彫フェスティバル他にも通年でライトアップが行われており、シンボルを際立たせる工夫が盛りだくさんなのだ。これだけのイベントがあれば一年のうちに一度は必ず訪れたくなる。対して上田城はどうだろうか。間違いなく上田の名所として一番にあげられる。しかし、地元の人たちに愛され誇られているかというと私はそうは感じられなかった。上田城のイベントは調べてみると多くあるが、伝播しているかと言われるとしていないのかなという印象を持つ。松本城のイベントは、そのロケーションの美しさから訪れた人々がInstagramやTwitterにその写真をあげ、それを見てさらに人々が訪れる。波状に広がっていく。上田城のイベントで自分の目や耳に届いたのは桜まつりくらいで、そのほかに何のイベントが行われているのかは届いていない。松本城と上田城の両者の良さ自分の目で見た自分からの意見としては、観光客だけでなく地元の人からも愛され誇られるような工夫がさらなる上田市の町おこしになるのではないかと考える。
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投稿者 | たむ |
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カテゴリ名 | 上田のelaboration |
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