2022 12月上旬、蚕種の郷のもう一方の石垣の段々畑を見に登りました。ここは、ゆうすげと蝶の里の「東山の石垣段々畑亅に対し、地元では古くから「西山の石垣段々畑亅と呼ばれていたそうです。
江戸末期〜明治の蚕種産業が栄えた時期にやはり桑園として農家の方々が、桑葉の採取に日に何度も登降していたそうです
。石垣はとても厳密に積まれていて、天に向かっています。さながら蚕種の郷のピラミッドのようだと驚き、目を見張ってしまいました。この時代の人々の知恵と惜しみない労力に敬服するばかりです。
太郎山山系のこの山から切り出された石を積み重ねています。石段は、木が生い茂り見えにくいのですが、8段まで数えられました。まだまだ有るかもしれません。
大きな石が組み立てられた所が有り、年配の方に聞くと温風穴だそうです。蚕種や桑の保存に使われたのでしょうか。
今は、人が入ることもなく、獣道の様な道でしたが、、遺構として大切な価値のあるところであることは間違いまりません。
眼下には西上田駅周辺が見渡せました。
地区コード | 上塩尻(塩尻地区) |
---|
ハッシュタグ (キーワード) | |
---|---|
ライセンス | ![]() |
投稿者 | やまみみ |
管理番号 | 35 |
---|
カテゴリ名 | 蚕種の郷 |
---|