蚕種製造民家群3 現存する蚕種製造民家

蚕種製造民家群3 現存する蚕種製造民家

上塩尻の養蚕家屋については、1989~92(平成元~4)年に工学院大学の研究チームが大規模な調査を行い23軒が調査対象となっている。また、平成14年に近代化遺産活用計画策定のための地域調査チームによる現地調査では、気抜きのない養蚕家屋も入れて37軒を対象にしている。
現在、気抜きの備わる蚕室を持つ民家は19軒、他に気抜きはないが、喚起のため窓を大きくして蚕室として使われていた家屋が数軒、近年、取り壊されたり、建て替えられたりした家屋が10軒弱あるが、狭い北国街道や小路に面しているため、工事が難しいこともあり、内部を改修するなど手を入れ、現在も住居として使われている家屋が少なくない。
 写真は、緑点は蚕種製造民家、改築されたが景観に配慮して気抜き施した家屋もある。赤点は、平成14年の調査以降に取り壊されたり、建て替えられたりした住宅を赤点で示している。 

登録日:2022-04-03 投稿者:やまさん
地区コード上塩尻(塩尻地区)
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    投稿者やまさん
    管理番号3168
    カテゴリ名蚕種の郷
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