太郎山山系の山城①

太郎山山系の山城①

 木々が葉を落とし、太郎山の尾根や谷がはっきりと見えるようになってきた。尾根を登ってみるとあちこちに石垣や溝によって区切られた平地がみられる。これは、室町~戦国時代に築かれた山城や砦の跡。
 戦国時代、坂城を本拠地とする村上氏と真田地域を本拠地とする真田氏が競い合っていた。甲斐(山梨県)から信濃(長野県)に進出してきた武田氏の勢力が強まると、真田氏は武田氏と手を結び、村上氏は越後の上杉氏に助けを求め、上田地方ではたびたび合戦が起こなわれ、両雄が雌雄を決する川中島の決戦につながっていく。山城や砦の多くは、その頃に築かれ、見張りや交通の要地を確保したり、合戦の時に領民が避難するために築かれた。いずれも、山の斜面やがけを利用して防備を固めている。
 写真は、Googleに山城や砦の跡を書き込んだもの。PDFのマークをクリックしてください。
 

登録日:2022-12-10 投稿者:やまさん
地区コード西部地区
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    カテゴリ名山城山系
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