10月29日、藤本蚕業プロジェクト(代表:長野大学前川先生)主催の見学会が行われました。
佐藤家住宅の国指定有形登録文化財登録にご尽力された信大の梅干野(ほやの)先生は、江戸時代中期に始まった蚕種製造業の発展に伴い、明治になって屋敷がどのように拡張、増改築されたか建物にふれながら話されました。江戸時代には、2室だった蚕室が、明治になって9室に増え、他にはあまり見られない消毒室まで設けられています。
石垣や土壁など地元の素材を使った蚕種製造民家が狭い地域に今も多数残る上塩尻の景観は、日本の原風景ともいうべきであり、その価値を今後も訴えていきたいとの熱い思いの伝わる話でした。
地区コード | 上塩尻(塩尻地区) |
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投稿者 | やまさん |
管理番号 | 3221 |
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カテゴリ名 | 蚕種の郷 |
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