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藤本蚕業歴史館(上塩尻)
子ども地域探検隊2022
子ども地域探検隊2023
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登録リスト(該当:74件)
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1
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タイトル
説明
登録日
1
藤本蚕業歴史館・館内整備
藤本蚕業歴史館では近現代の史料を多数収蔵しています。通常は閉館しています。史料をご覧になりたい方、館内を見学したい方はまずはネット上のデジタルミュージアム「藤本蚕業デジタルコモンズ」をご覧ください。ご自宅からでもどこからでも、またいつでも自由にバーチャル入館できます。 ★藤本蚕業デジタルコモンズ https://d-commons.net/fujimoto-dc/ 今年度(2023年度)は、館内をフリーWi-Fi環境にした他、見学や史料閲覧などでご来場いただく方にも役立つよう各部屋に閲覧コーナーを設けました。また「蚕都上田」を知る大型の吊るし地図を設置しました。4月からは来館いただける機会を増やしていきます。
2024-03-28
2
八幡神社マイマップ
日本語 八幡神社は、上田の町を守ってくれている神様を祀ってあって、裏の建物にお供えものもしてあります。公園とも繋がっているので、子供の遊び場にもちょうど良さそうな場所です。石碑もあるので、歴史を感じます。 English Hachiman Shrine is dedicated to the god who protects the town of Ueda, and there are offerings in the building behind the shrine. It's also connected to a park, so it's a perfect place for children to play. There are also stone monuments, so you can feel the history.
2024-02-28
3
3Dで藤本蚕業歴史館がバーチャル体験できます!
上塩尻にある藤本蚕業歴史館の新しい情報空間のご紹介です。 ★藤本蚕業歴史館ウォーク https://d-commons.net/fujimoto-walk/ 資料館はとても行きにくいし、行っても資料を見るのも大変です。このたびデジタル技術を使って、資料館まで行かなくても館内をバーチャルに歩き回り、資料にアクセスできるバーチャル空間にしました。本物の資料館がそこにあるかのように再現する技術を「デジタルツイン(デジタルな双子)」と呼んでいます。その試みです。藤本蚕業プロジェクトが制作しました。 皆さんもどうぞバーチャルな体験をお楽しみください!
2024-02-27
4
公民館まつり《部会発表:模造紙》2024
2月3日(土)・4日(日)に行われる西部公民館祭りでは、まちづくりの会の各部会は、昨年同様模造紙で活動を発表することになりました。 昨年は、デジタルマップの各カテゴリーの中からピックアップして全体像が伝わるように作ってみました。今年は、西部地域の歴史的景観に焦点を当て、昨年度行われた「上塩尻のまち歩き」、今年度行った「歴史的景観ウォッチングー新町・諏訪部編」、来年度行う予定の「歴史的景観ウォッチングー秋和編」に焦点を当てて作成しました。歴史的建造物を通して、地域の歴史に目を向けてくれることを願っています。 是非ご覧ください。
2024-01-25
5
石垣段々畑「ねこ型花壇」冬編
初夏に花の移植会から始まった、上塩尻東山石垣段々畑の昨年末の様子です。 夏は、とても暑く、水やりと除草の大変さを乗り越え、今は、黒いねこ型を縁取り、花は、鶏頭もラベンダーも枯れています。鶏頭は種をつけ、茎から枯れました。ラベンダーの葉は、薄緑色を保ち、越冬していきます。 背高のコスモスは、茎から刈り取りました。茎はカットし、追肥として春に土に混ぜ込み、種を蒔きます。 桑の木、ゆうすけ、アイリス、菊は、葉を落とし、休眠です。 周りの草木は、枯れ、歴史的な石垣が綺麗に見えるのも冬です。 20代〜70代の高校生、大学生、ベトナムの研修生や会社員の方々、グローバル研究会のスタッフ、通訳の方、公務員の方、色々な多様性あふれる方に「花壇」作成と「ねこ瓦まち巡り」参加して頂きました。
2024-01-11
6
景観・花と緑まちづくりフォーラム NO2
11月23日 に行われた「信州上田 景観・花と緑まちづくりフォーラム」では、コンクールの後、歴史まちづくりに関する活動報告として「デジタルマップを活用した地域づくり」と題し、西部地域まちづくりの会より、自然環境部会の山﨑洋副会長さんが、報告しました。 デジタルマップを映し出し、「ゆうすげと蝶の里」「花いっぱいの会」「桜堤の会」「ねこ瓦を愛する会」の地域に根ざした活動を紹介しました。 また、「上田西小学校」の生徒さんが自分たちで、地域の矢出沢川について歴史や現況を調べ、デジタルマップを使って調査報告をした事も紹介されました。 参加の皆さんは、デジタルマップに映し出された写真や内容に見入っていました。
2023-11-25
7
2023 「ねこ瓦まち巡り」NO2
「ねこ瓦まち巡り」の様子です。 佐藤家住宅では、参加された清水建築工房さんが、詳しくお話を加えてくださったり、加賀の殿様の厠のある清水邸のご夫妻が、急きょ、見学をさせて下さり、説明もしてくださいました。また、東山の兎峰登山口、石垣段々畑入口では、山に残る10数箇所の山城について山﨑洋さんより説明をいただいたきました。 小岩井紬工房では、伝統工芸師である小岩井カリナさんより上田紬の歴史、工房の詳細についてご紹介いただきました。 ねこ型花壇は、夏の間、水やりと除草が大変でしたが、今を迎えて咲いています。 6月末より、ベトナムの若者やグローバル研究会の方々、上田西高校生のDプロジェクト部の生徒さん、長野大学生、学童倶楽部の職員さん等の移植会参加ややボランティアにより、作ることがで
2023-11-16
8
若者と「重文常田館製糸場」「藤本歴史館」へ
2023 10月30日 午前に南信と東京から訪れた若者と「重文常田館製糸場」見学と「藤本蚕業歴史館」でお話を聴きました、 製糸場では、当時のままの様子が解り、千人単位の人が働いていていて、食事の供給施設や医療設備もあった、その建物の大きさから、規模が凄かった事が伺えます。3人で感嘆していました。 「藤本蚕業歴史館」では、繭友さんから、蚕から繭、繭から生糸になるまでのことや、当時のこの地域の様子、仕事や生活について説明を聴きました。 佐藤修一さんから、上塩尻の蚕種の歴史、人々の功績、藤本工業の歴史のお話を聴きました。 若者二人は、上田の蚕種歴史が、思った以上の規模であったことが、発見であったようでした。
2023-11-04
9
若者と上塩尻、秋和の北国街道、「ねこ瓦ウオッチング」
10月31日 午後、南信と東京から、20代の若者が二人、「ねここ瓦について知りたい」とのことで訪れ、上塩尻の「ねこ瓦」と北国街道の要所を案内しました。 「小さい頃、祖母が蚕を飼っていた、でも、ここ数年で自宅も周りも養蚕をやめてしまい、いちご畑になった。自分たちが知る最後の世代なので、しっかり見ていきたい」とのことで、熱意を持って来てくれました。「ねこ瓦ポイント」を観たり、由来の場所を観たりして「とても勉強になった」とのことで、若い人たちにも伝えることができ、嬉しく思いました。 その後、秋和地区の小林武彦さんのお宅へお邪魔して、「秋和のねこ瓦と蚕種の歴史、古民家について」お話を聞きました。 周辺の「ねこ瓦」も観ました。 また、前日には、「重文常田館製糸場」を見学し、「藤本蚕業歴
2023-11-04
10
歴史景観ウォッチング 新町・諏訪部編
穏やかな陽気に恵まれた11月4日(土)、講師に阿部勇先生をお迎えし、25名が参加して歴史景観ウォッチング「新町・諏訪部編」が実施されました。訪問したお宅では、資料を用意したり、丁寧な説明したりして下さり、時間不足を感じるほど内容の濃いウォッチングとなり、今後も同様の企画をまた行ってほしいとの声が上がりました。関わってくださいました皆様、ありがとうございました。 来年は、秋和地区のウォッチングを実施したいと考えております。ご期待下さい。
2023-11-04
11
飛行機から撮った昭和4年の上田市
上塩尻の藤本蚕業歴史館には数多くの大正・昭和期の雑誌や新聞なども保管されています。 『アサヒグラフ臨時増刊号 東日本航空号』(1929年=昭和4年)にあっと驚く写真が! 当時の上田市の航空写真です。市街の南西部を捉えています。まさか戦前の上田市の航空写真があるとは思ってもいませんでした。藤本蚕業歴史館に保存されている資料の一つです。この雑誌、藤本蚕業歴史館に行って、手に取って見るしかないですね!
2023-10-24
12
秋和地区 蚕室造りの家の変遷(1)小林武彦さんの記録
小林武彦さんの紹介 小林武彦さんは、秋和在住で今年90歳になりました。長年専売公社に勤め、全国を勤務して回りました。 中学生の頃、担任の先生の導きで、郷土史に興味持つようになり、退職後郷里に帰ってからは、上小郷土史研究会に入り調査研究に励みました。とりわけ塩尻地区近代化遺産調査事業の委員として西部地域の製糸業の歴史や先人たちの取り組みについて調査をし、事業報告書作成の中心メンバーとして活躍されました。また、西部公民館主催講座「蚕都上田ものがたり」を通して、調査・研究を深めこの記録を作成しました。 西部地域に関わる小林さんから預かった調査記録を多くの方々、特に地元に生きる若い方々に知ってもらい、この土地に刻まれた先人の労苦と逆境を跳ね返す精神を伝えたいと考え「西部地域デ
2023-10-18
13
学生が「藤本蚕業史料」についてキモノマルシェで発表
キモノマルシェ2023では藤本蚕業プロジェクト、長野大学前川ゼミによりゆたかや2階において「信州の蚕糸を知ろう 蚕の卵からキモノまで」コーナーを設け、着物愛好家の皆様などにキモノの背景となる蚕糸業と上塩尻にある藤本蚕業歴史館の史料をご紹介しました。 学生2名が発表もしたので、動画でお聞きください。藤本蚕業歴史館には蚕糸業関係の文書ばかりでなく、大正・昭和期の雑誌などもあります。社員日誌は本邦初公開といっても過言ではない貴重な文書です。史料の一部は以下のサイトからも公開していますよ! ★
藤本蚕業アーカイブ
▼竹中丈二/藤本蚕業史料の魅力
▼久保山遥/藤本蚕業社員日誌
2023-10-11
14
歴史的景観ウォッチング 新町・諏訪部編 ④松尾邸
本家の母屋は建て替えたが、以前の建物は寛永年間に建てられたと伝えられている。上田城から移築されたという門と母屋の鬼瓦が残されている。 庄屋をやっていたので現在は更地になっているが南側に米蔵が並んでいた。蚕種販売をやっていて気抜きとうだつのある蚕室が残っている。現在のアリオ場所に桑畑があった。
2023-10-01
15
歴史景観ウォッチング 新町・諏訪部編 ⑤浜村邸
浜村家の分家、5代目。出身は諏訪の高島藩だと伝えられている。養蚕(2百貫目ぐらい)と蚕種と稲作をやってきた。明治年代、先祖は蚕種製造家として名を残している。建物は、明治元年に建てられた。歴史の散歩道は、私道。市が敷石を引き整備してくれた。上田市の景観賞を受賞した。 南側にも蚕室づくりの家がある。
2023-09-24
16
歴史景観ウォッチング 新町・諏訪部編 ③山浦邸
北国街道を西に進み、髙橋で矢出沢川を渡る100mほど手前に「北向観音」の道標がある。そこを南に折れ、千曲川を渡ると松本に向かう保福寺街道となる。古代、東国と都を行き来する東山道として拓かれ、近くには日里駅(わたりのうまや)跡と推定される礎石(いぼ神様)が残っている。東山道を浦野で左に折れ別所峠を越えると北向観音のある別所温泉に至る。 明治になって信越線が引かれ、上田駅ができるまでは川西方面から城下に入るにはこの道が使われたため、出入口となる坂下には商店も並んでいた。 山浦家は、江戸時代は、雑貨、よろずやをやっていて、松本街道の出入り口で繁盛していた。明治2年のチャラ金騒動で川西方面からきた一揆衆も、「油や」(屋号)には、手をつけるなと言い交し、打ちこわしにあわなかった。2代
2023-09-24
17
歴史的景観ウォッチング 新町・諏訪部編 ①丸山邸
北国街道が鍵型(桝形)に曲がり、矢出沢川を髙橋で渡る手前の旧家。西から見ると上田城から移した云われる見事な石垣がそびえている。 丸山家は、「木屋」の屋号の示す通り、材木を扱う商人だったが、藩の御用商人を務め、金融業も行っていた。江戸後期からは、蚕糸業にも力を入れ、製造した蚕種は、岩手県から徳島県まで手広く販売し、生糸輸出の有力業者だった横浜の「小野組」とのつながりも深かった。 明治になって上田城跡は民間に払い下げられていたが、その大部分を購入所有していた丸山平八郎がその土地を寄付したことによって上田城跡公園の整備が始まった。 現在は、趣のある母屋を利用してそば処「くろつぼ」が、土蔵などでパン屋やカフェが営業している。
2023-09-24
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歴史的景観ウォッチング 新町・諏訪部編 ②田村邸
江戸時代から蚕種製造業を営んでいた。祖父の時代には、種繭を2百貫目とっていた。桑畠は、桑屋に見てもらい、足りない分は、坂城から買っていた。種付けする時は、雌雄鑑別に近隣から人を集めた。 矢出沢川の河岸にほら穴を掘り、蚕種の貯蔵をした。茨城にも販路があった。 父の趣味が写真で、その頃の写真もあるので整理して見てもらえるようにしておく。 建物 長屋門(総2階建て、白壁、気抜きあり)は、200 年前、江戸時代からのものと伝えられている。 母屋(総2階建て、白壁、気抜きあり)は、明治18年築の記録あり。座敷は、吹き抜け15畳 桑貯蔵蔵(地下に1mほど掘り下げ) 蚕種製造棟(2階で蚕種製造をした)
2023-09-23
19
歴史的景観ウォッチング 新町・諏訪部編 見学先民家
11月4日の景観ウォッチングでは、別紙のコースで5軒の民家の見学させていただきます。 それぞれの民家について下見でお聞きした概略を順次「地域デジタルマップ」に投稿します。当日は、素敵な写真を撮り、貴重なお話を聞き出してください。
2023-09-23
20
歴史的景観ウォッチング 新町・諏訪部編 案内回覧
11月4日(土)に、「歴史的景観ウォッチング 新町・諏訪部編」を催行します。 北国街道や養蚕・蚕種業を営んでいた民家が残る新町・諏訪部地区を歩き、由緒や来歴をお聞きし、見学させていただきます。写真を撮り、お話とともに「西部地域デジタルマップ」に投稿して、デジタル記録として残します。 多くの皆さんの参加をお待ちしています。後日、配布する回覧をご覧ください。
2023-09-23
21
藤本蚕業歴史館がフリーWi-Fi環境に
上塩尻にある
藤本蚕業歴史館
ふじもとさんぎょうれきしかん
がフリーWi-Fi環境になりました。 藤本蚕業プロジェクトが資料のデジタル化や活用の支援に取り組んでいます。このたび、Wi-Fiルータを設置してネットへのアクセスが手軽にできるようになりました。館内ではどなたでもWi-Fiをご利用いただけます。
2023-08-30
22
2023 7/12 信濃毎日新聞、7/13東信ジャーナル掲載❣
りんくるNekogawalaでは、7/7と7/9日の移植会に新聞社さんが取材に来てくださいました。私達にとっては、初めてのイベントであり、初めての取材となりました。 募集では、親子参加も見越していましたが、前述のように、高校生以上のグループでの参加となりました。 今回で、「ねこ瓦」を広く知ってもらうことという目的が、新聞掲載により、かなり果たせたと思います。取材に来られた、福田さん、井出さんのお二人は、女性の記者さんで、カメラ片手にとてもスマートにお仕事されていました。 これまでの会の活動の経緯と蚕種の郷の歴史も載せて頂き、私達の伝えたいことを、とても上手くまとめて下さり、有難うございます。 この記事は、私達の歴史的な記念になりました。
2023-07-21
23
塩尻ふしぎ発見!申し込み入口ページ(終了)
申込フォームはこちらから
(終了) ※当日は取材の方も訪問される予定です。 ※混雑する可能性があるため、トイレ等はイベント前に済ませておいてください。 ※十分な熱中症の対策をお願いします。 ※駐車場が足りない恐れがあるため、可能な方は徒歩でお越しください。 実施主体 西部地域まちづくりの会自然・生活環境部会、長野大学前川ゼミ 協力 藤本蚕業歴史館、藤本蚕業プロジェクト 問合せ 福田晴紀(長野大学前川ゼミ学生スタッフ) TEL 080-8268-8170
2023-07-14
24
ねこ瓦を愛する会のロゴマーク紹介
私達の「ねこ瓦を愛する会」ができたのは2022年の10月でしたが、そのすぐ後にオリジナルロゴマークをデザインし作りました。 その頃、筒けんさんの清水悟さんと出会ってお話しする機会があり、交流室づくりの話しをしました。 Designと意味は、大切とのお話。Designは、実際のねこ瓦の形とは全く異なるもので、色も違い、表情も目を閉じています。 赤ピンクは、血の通った暖かい心の色、青緑は、地球の色で知的探究心を表しています。 口が一つは開いている、一つは閉じています。「あうんの呼吸」で、繋がるというのもの。筒けん玉もそうであると清水さんからアドバイスもらいました。 去る4/26 SBCラジオ局 朝ラジオで、5分間インタビュー受け、ねこ瓦の会の活動を披露しました。 5/26 同ラジオ局で、18時30分〜15分間、中澤佳
2023-06-24
25
須坂中央地域デジタルマップ
6月10日、前川先生に声をかけてもらい須坂市中央地域づくり推進委員会の企画した「わくわくデジタル講演会」に参加し、前川先生の講演の中で「西部地域デジタルマップ」について紹介させてもらいました。なぜ、須坂でデジタルマップをと思いましたが、以前勤務した時、豊かな地域性(個性)を持つ町に惹かれたこともあり楽しみにしていました。 以下は、地域づくりの会がデジタルマップに注目している理由です。 『製糸業で栄えた歴史や文化の影響を色濃く残す中央地域ですが、中核企業の撤退およびその後の少子高齢化によって、地域活動の維持・継承が難しくなっています。3年続いたコロナ禍で住民の活動や交流機会も減りました。往時に戻るのはたとえ無理だとしても、誰もが安心して暮らせる地域であり続けたいと願
2023-06-12
26
「秋和の里」の滝澤秋暁邸が更地に
しばらくぶりで秋和の北国街道を歩いた。驚いたことに「秋和の里」を代表する滝澤秋暁邸がなくなっていた。長屋門に茅葺にトタンをかけた重厚な母屋、門の東に続く気抜きを設けた蚕室、母屋の裏には庭を挟んで気抜きのついた2階建ての大きな蚕室がなくなり更地が広がっていた。 滝澤秋曉邸は、ずいぶん前から空家となっていてあちこちに痛みが出ていた。個人の力で修理は困難なことがうかがわれ、残すには行政の力が必要と思っていたところ、上田市の歴史風致維持保存計画に蚕種製造民家の調査事業が盛られ、記録だけでも残される可能性が出てきたところだった。また、西部地域デジタルマップでも歴史遺産の記録を残す呼びかけを始めたところであり、残念でたまらない。 地域の歴史を学び、じかに触れることができる歴史遺
2023-05-19
27
歴史の散歩道 in 常磐城(諏訪部)No.2
先日に引き続き、「ねこ瓦の会亅のメンバー二人で散策して来ました。延命地蔵尊やかんぎおん保育園さん、芳泉寺当たりを散歩しました。 ゆっくり前回散策の道を辿り、新しい発見は、可愛い石造り椅子でした❣ 芳泉寺さんには、熊ちゃん、延命地蔵尊にはパンダが両端に付いた椅子でした。思わず座って暫く日向ぼっこしました。子供さんから高齢者迄、訪れた方が休憩できる配慮に暖かい気持ちになりました。
2023-04-03
28
国登録文化財:佐藤家(三ツ引)説明看板
2023年(令和5年)3月31日付で、国登録文化財の佐藤家(三ツ引)の説明看板が、門の隣に設置されていました。 登録された年月日と9件の文化財の名前と説明が書かれています。どれも重要な内容です。 説明看板は、訪れた人々にこの地域の蚕種の歴史と有形文化財の実物の価値を知らせる大切な役割を持っている物です。 昨年、蚕種プロジェクトの方で見学会があり、研究の成果を発表されていましたが、これからも多くの人に見学してもらい、知ってもらいたいです。
2023-03-29
29
上塩尻村の総合研究シンポジウム開催2023/03/21
3月21日(火)、上田東急REIホテルで「『近世上田藩上塩尻村の総合研究Ⅱ』出版記念国際公開シンポジウム」が開催されました。 旧上塩尻村(現在の上田市上塩尻)では、江戸時代から蚕種製造が盛んとなり、それを背景に市場経済が発達し、併せて地域の共同性が育まれてきました。この日のシンポジウムは東北大学の長谷部弘先生、愛媛大学の高橋基泰先生らの研究グループによる上塩尻村研究の成果報告会です。 学術的でかなり硬派のシンポジウムにもかかわらず当日は発表者も含め40名近い参加がありました。旧佐藤宗家(代々当主が藤本善右衛門を名乗った佐藤一族の宗家)の史料をはじめとして、上塩尻の各家々や上塩尻文庫蔵の資史料などから歴史的な背景が解き明かされた研究が披露されました。 <当日のプログラム>敬称略 ①開会
2023-03-26
30
常磐町米寿会でデジタルマップを紹介
常磐町の米寿会でデジタルマップを紹介しました。スマホのデザリングでネットに接続し、大型テレビにモニターしました。トップページの新着画面を印刷し、見たい投稿をリクエストをしてもらい、映し出して説明しました。 子どもたちの学習の様子、西小の6年生の研究、地域の歴史遺産、散歩道の花、猫瓦や蝶の里の石垣など身近な地域についての投稿を身を乗り出してみてもらいました。 スマホを持っているけれどどうやれば見ることできるのなど、関心を持ってもらいました。 廊下には、公民館まつりで張り出された部会報告の模造紙を展示し、見てもらいました。「私、この体操教室に行って行っているけれど、いいわよ。一緒に行かない?」など、会話が交わされていました。
2023-03-10
31
水路の歴史〜矢出沢川、堀越せぎ、上田城
5年生の水路探検では、西小横の堀越せぎを水門から東へさかのぼり、八幡の近くで矢出沢川から水を取り入れている様子、西方面へ抗秋和せぎに沿って歩き、秋和の方に続いている様子を確認しました。 そして6年生になり、さらに西小横の堀越せぎの本流をさかのぼって秋和せぎに合流する様子、水門から南に進み、矢出沢川が駅前を通る枡網用水と交差するところの様子も見ました。 また、歴史についても興味を持ち、詳しい方に話を聞いたり、石碑を調べたり、本で調べたりしました。探検で知り合った地域の方にお借りした「鎌原の歴史」には、僕たちが知りたかった水路の歴史が詳しく書かれていました。 そこには、江戸時代初期、上田城主が仙石氏の時代の様子が書かれていました。僕たちは、5年の時に見つけた
2023-03-09
32
藤本蚕業歴史館でオンライン講座を開きました
2022年12月~2023年2月、上塩尻の藤本蚕業歴史館を会場に「藤本蚕業歴史館で学ぶデジタルアーキビスト養成リスキル/リカレント講座」を開催しました。 藤本蚕業歴史館には10,000点を超える資料・文献が保管されています。これまでは書庫に収蔵されているもののほとんど誰もがその存在すら知りませんでした。藤本蚕業プロジェクトがそれらの資料の目録と一部の資料をデジタル化し、インターネットに公開しました。この講座はそれらを情報源に、またデジタルアーカイブを具体的にどのように作ったかを受講者の皆様に学んでもらいました。受講者数は約50名です。オンラインにより藤本蚕業歴史館で全国から学んでいただく講座開催は初めての画期的な試みです。 講座の内容は全て動画に記録しました。講義資料も含め、以下のページからネット公
2023-03-08
33
西部常磐城地区の散策
春めいた先日、祝町大通り〜新町辺りを散策してきました。 歴史の散歩道の路地や古民家の佇まい、芳泉寺の由来や石段、屋根の造り等、興味深い物でした。 延命地蔵尊の屋根の作りも面白く、由来も民衆的の歴史を感じます。大日堂は、明治の年号、年が刻まれており、中には、仏像、これも民衆信仰の深さを思わせます。 初めてゆっくり、じっくり歩いてみました。
2023-03-04
34
常磐城地域の「ねこ瓦亅
春の陽気となった先日、常磐城地区(祝町大通り〜新町)の散策をしてきました。 歴史の路や寺院、延命地蔵等興味深い処が沢山ありました。 初めてゆっくり歩きましたが、古い蚕種に関係のあると思われる瓦の古民家や蔵、小屋、を見つけ、「ねこ瓦亅もそこに有りました。私にとっては、新しい発見でした。 永くそこに掲げられ、老朽、摩耗している様子もありますが、蔵の手入れをされて、立派に掲げられ続けているものもあり、どれも価値と愛着を感じました。 通りの古民家は、お店に使われているような処もあり、今後も保存されて行くことを願います。ねこの耳ではなく、頭が二本線の帽子を被った形は、登録文化財の佐藤家と同じ斬新なDesignです。
2023-03-02
35
西小5年2組、繭体験講座①
西小5年2組では、春に蚕を飼育し、繭をとる学習をしました。その繭を使って「角真綿と座繰りランプ」を作る体験を「繭友」の皆さんの支援で行いました。 「繭友」の皆さんは、上田が誇る蚕糸業の歴史と文化を多くの人に伝えたいと願い、養蚕、製糸、織物などを体験するとともに学校や公民館で糸繰りや織物の体験講座を開催しています。 蚕が1匹、2匹と数えるのではなく、1頭、2頭と数えるのは、昔の人にとってそれだけ、大事であった証(あかし)であること。繭から糸にするには、お湯で柔らかくした繭を広げて真綿にし、よりをかけて糸にする「紡(つむ)ぐ:紬糸」方法と数個の繭から糸を引き出し、より合わせて糸にする「繰(く)る:生糸」方法があること。紬糸は、織物の横糸に、生糸は、縦糸に使われるということを
2023-02-28
36
地域探究学習の成果発表〈西小6年1組〉
卒業に向けて大忙しの西小の6年1組の皆さんの学習発表練習を参観させてもらいました。総合的な学習の時間にグループで取り組んできた「虚空蔵沢と矢出沢川の水質」、「学校の周りの水路と上田城の周りの水路」、「堀越せぎと矢出沢川の歴史」、「太郎山の山城と戦国時代の上田」などについて、地図や写真を使ってわかりやすく発表してくれました。なによりも、自分の足と目、耳を使って、手を使って矢出沢川の清掃をするグループなどもあり、自分の生活する地域の歴史や環境に迫る探究的な学習姿勢に感心しました。そして、成果を「デジタルマップ」に投稿して、多くの人に見てもらうという願いにうれしくなりました。デジタル記録に残る良い卒業記念にもなるのではないでしょうか。楽しみにしてください。
2023-02-21
37
改めて「ねこ瓦亅 2023 2月
先日、蚕種の勉強をする機会があり、上田の歴史に精通している方とお会いしました。 歴史を勉強するに当たり、古くから残っているもの、文書を勉強するに当たり、それがその時代の日本や世界情勢に影響された痕跡を残しながら、姿を留めている事を認識することが大切とのお話でした。 例えば、戦争や国の政策、産業、民衆の文化や暮らし等、影響の内容は、色々有ります。それが今後に繋がる教訓や方向が見えてくるという内容でした。 蚕種は知っていても、「ねこ瓦亅を知らない方が多い事も分かりました。 この地域の「ねこ瓦亅を改めて歴史を伝える貴重な存在であり、その価値は、他の古文書や古建築同様、とうていお金に換算ものでないと感じ入りました。 それをデザイン、創作、掲げた想いを伝え、保存していく
2023-02-05
38
藤本蚕業アーカイブ/古い地図をデジタル化してみる
話:前川道博(長野大学教授、藤本蚕業プロジェクト代表) 上塩尻にある藤本蚕業歴史館は藤本蚕業に残された悉皆(しっかい)資料を収蔵しています。明治・大正期の分県地図もその一つ。100年ほど昔の日本の各地の様子が当時の地図から手に取るようによくわかります。誰もが詳細にそれらの地図を読めるようにその一部をデジタル化しネット公開しました。 これらの地図は『藤本蚕業アーカイブ』でご覧いただけます。小学生からご年配の方々まで思う存分に古い資料を楽しめます! →
https://d-commons.net/fujimoto-arch/
2023-02-02
39
藤本蚕業歴史館の特選史料紹介(竹中丈二[長野大学学生])
話:竹中丈二(長野大学企業情報学部前川ゼミ) 藤本蚕業歴史館に収蔵されている史料の中で、学生目線で特に関心を引かれた『アサヒグラフ/二、二六事件画報』(1936年)のどこが面白いのかを解説しています。 「藤本蚕業歴史館で学ぶデジタルアーキビスト養成講座」から(2022/12/10記録) 掲載元:
実践講座1:地域資料活用によるキュレーション講座[第1回]
2023-02-02
40
蚕種の里「上塩尻」(6)藤本蚕業歴史館とアーカイブサイト
★
藤本蚕業アーカイブ
(デジタル文書) ★
藤本蚕業歴史館アーカイブ
(史料目録) 藤本工業社屋2階に「藤本蚕業歴史館」が開設されています。2009年に開設されました。蚕種製造家だった旧佐藤宗家(藤本善右衛門)は1908年(明治41年)、企業体「藤本蚕業」に発展します。歴史館の建物は1927年、藤本蚕業の蚕室として建設された歴史的な建造物です。 同館は文書館(アーカイブス)と展示室(博物館相当)を併せ持つ複合的施設であることから「歴史館」と名付けられました。 見学は事前に予約が必要です。ただし常時、館内の見学、史料閲覧ができるよう『藤本蚕業アーカイブ』(次の2サイト)がインターネットに公開されています。
2023-02-02
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蚕種の里「上塩尻」(4)蚕種の里の研究と展示
「蚕種の里」として知られていた上塩尻の歴史と文化は有識者・学者に研究されてきました。その中では1989-1992年の工学院大学山崎弘研究室による蚕種製造民家の調査が先駆的です。杉仁氏は江戸時代、上塩尻の蚕種製造家は高い教養を持ち、日本各地の人々と「俳諧」の趣味を通して交流していたという驚くべき文化史を探求しました。 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)には卓越した蚕種の里「上塩尻」を紹介したコーナーまで設けられています。
2023-02-02
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蚕種の里「上塩尻」(3)すぐれた蚕種製造家を輩出
上塩尻の歴史の中でも特筆されることは日本を代表する蚕種製造家を輩出したことです。塚田与右衛門(つかだよえもん)、清水金左衛門(しみずきんざえもん)、藤本善右衛門縄葛(ふじもとぜんえもんつなね)は特に有名です。
2023-02-02
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蚕種の里「上塩尻」の歴史と文化遺産を未来へ(講演)2023/01/18
長野県建築士会上小支部等合同新年会で上塩尻に関する講演をしました。 ★講演:蚕種の里「上塩尻」の歴史と文化遺産を未来へ YouTube/60分
前川道博(長野大学企業情報学部教授、藤本蚕業プロジェクト代表) 2023/01/18 会場:上田東急REIホテル 江戸時代から蚕種製造の中心地だった上塩尻は優れた蚕種製造家を輩出してきました。各家々で蚕種製造が営まれ、現在も数多くの蚕種製造民家が残っています。城下町や宿場町など江戸時代の面影を残す歴史的景観地区は全国に数多くありますが、「蚕種製造民家群」の織り成す歴史的景観は上塩尻にしかありません。その特異性、希少性はかけがえがありません。 私にとっても上塩尻の大切さを紹介するよい機会をいただきました。上塩尻の魅力の再発見につながれば幸
2023-02-02
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還暦を迎えた常磐町⓶
2022(令和4)年、還暦を迎えた常磐町自治会では、記念誌を発刊しました。これまでに発刊した「30年記念誌」、「40年記念誌」、「50年記念誌」に続く「60年記念誌」によって、自治会の歩みがたどれます。創立当時40戸だった戸数は、世帯数282戸(12月現在)になりました。 60周年記念誌には、我が家の歴史も書き込める10年間の沿革表、平成26年の大雪災害、3年にわたるコロナ禍、会員の10年間の振り返り、60周年記念座談会の様子がまとめられています。 座談会では、高齢化社会の進行とコロナ禍による人と人との交流の希薄化に対して、「みんなが安心して暮らせる町づくりはどうしたらよいのか」について、「結び合い」「支え合い」をテーマに話し合われました。 ぜひ、ご覧ください。
2023-01-04
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「今、記録しておきたいこの町なみ、歴史的景観」 プロジェクトについて
趣旨 上田市西部地域は、古代、都と東国を結ぶ東山道の東信濃の入口でした。近世は江戸と日本海岸地方を結ぶ北国街道が通る交通の要衝でした。 近世、この地に上田城を築いた真田氏によって、西部地域は「城下囲い」の集落として山すそのあった集落が城下の西入口に移住させられ、城下の外堀として改修された矢出沢川とともに城下の防備の役割を果たしました。 洪水によってたびたび被害を受けた千曲川に近い土地は、近世、水害に強い桑が植えられ、養蚕が盛んになりました。岩鼻から吹き込む強い西風は、桑に産み付けられ蚕を殺す蛆蝿の卵を振り落とし良質な桑「歩桑(ぶぐわ)」が育つため、蚕を掛け合わせて「蚕種」をとる蚕種業が盛んになりました。東北地方の養蚕先進地に学んだ上塩尻の蚕種家からは、養蚕技術の改良や
2022-12-20
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旧瀧澤邸(東福寺壇信徒会館)
11月26日に上塩尻のまちあるきを行い、その中で訪問した1つの旧瀧澤邸です。何度か上塩尻をまちあるきをする中で、今回初めて訪問しました。建物の中はとても広く、とても綺麗な状態で残されていて、その建物についての詳しい歴史は分かりませんが、外見も古くそのまま残されている感じがして、上塩尻の新たな魅力の発見に繋がり、とても勉強になりました。
2022-12-09
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塩尻小学校3年生の地域探索 2
11月11日に塩尻小学校の秋和地域探索を行いましたが、生徒さん達のお勧めの場所の他にも、歴史的に重要な所も見学しました。 秋和の北国街道にある、かつては267本有ったとされる杉並木の一本の古株の事を同行された山﨑洋さんから説明を受けました。また、正福寺では参拝の後、戌の満水大洪水時に流死者を埋葬した千人塚の説明も聞きました。 秋和保育園の園長先生より、周辺の地域が奈良時代より変わらない地形で残っていることを教えて頂きました。 愛宕神社の長い階段を頑張って登り、紅葉での見学と休憩をしました。 秋の山の紅葉を見ながらの地域探索となりました。
2022-12-04
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蚕種の里「意見交換会」
まちあるきに続いて、塩尻公民館に場を移してマーティン・モリス先生(千葉大名誉教授)による「英国における古建築の保存と活用」についてのお話があった。 はじめに、日本人には、古いものは、時間がたつとなくなってしまうのが当然というあきらめがある。英国には、古建築と景観を保全・活用するという生活文化があり、保存の対象となっている古建築の数も圧倒的に多い。「古建築に生きている歴史を見ることが、一番の楽しみ。古建築は、私たちのものではない、預かっているものであり、壊さなけれなければ、次代に渡すことができる」という思いで、古い建物を、修復、再生し、住み、活用して保存する活動が活発に行われているとのこと。民家園を作り、各地の代表的な古民家を移築し、保存しています。あとはどうなろうとも知
2022-11-26
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デジタルマップに挑戦
桜づつみとホタルの会(下塩尻)の要請で、デジタルマップ投稿の講習会が下塩尻公民館で行われました。夜の会にもかかわらず、講師の長野大学の前川先生、長野大学生3名を合わせて20名の参加者が、熱心に取り組みました。 初めにデジタルマップの説明を聞き、視聴をしたのちそれぞれがスマホからデジタルマップを見る、ユーザー登録をする、投稿フォームから投稿する体験をしました。「スマホは、電話とショートメールしか使わない」という方も、学生の支援で一つ一つ壁を乗り越え、手持ちの写真を投稿する段階までくると笑顔が出て、達成感が広がりました。 皆さんがお持ちの貴重なお話や地域の素敵な自然や歴史遺産ついて投稿されることをお持ちしています。 なお、他の地域でもデジタルマップ講習会をご希望の方は「西部
2022-09-28
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上塩尻 段々畑と花畑
明治、大正、昭和の初期頃、塩尻、秋和地域は蚕糸業のうち蚕種製造が盛んな地域でした。 地域の里山は中腹まで段々畑が形成され、桑が植えられていたと聞いています。 しかし、今となってはそういった段々畑は雑木林化してしまっていてどうなっているかよくわからないのが現状です。 そんな中、上塩尻の有志の方々で、段々畑を復元している方々がいらっしゃいます。 今回は、復元している箇所のうち花畑が広がっているところを撮影しました。 地域の歴史が残るところを整備してくださる方々に感謝ですね!
2022-09-22
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有形文化財(佐藤家)のねこ瓦
登録有形文化財 佐藤家の東門に掲げられているねこ瓦です。ふくろうの絵柄で、デザインが斬新です。ふくろうは、猫と同様にねずみを摂り、蚕種を守ってくれる象徴です。 塀や門の外から見ることができるねこ瓦は4個、中には7個有ります。 文化財として登録された9棟と共にねこ瓦も大切な文化財です。改めて見学をして、歴史も深く知りたいと思いました。
2022-09-13
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2009年開館当時の藤本蚕業歴史館
★写真:2009年10月蚕都上田プロジェクトが実施した見学ツアーの様子 上田市上塩尻に「藤本蚕業歴史館」が開館したのが2009年10月です。今年2022年、早いものでそれから13年近くが経ちます。日本一の蚕種(蚕の卵)の製造地だった上塩尻の中でも一番の中心的な蚕種製造企業だったのが「藤本蚕業」(現在の藤本工業の前身)です。藤本蚕業歴史館は藤本蚕業の蚕室を再利用して開設しました。同社所蔵の膨大な社内文書も保全されています。一般に馴染みがない「蚕種」や上塩尻の背景を知る上で欠かせない情報源となる施設です。 13年経過すると当時はご健在だった方もお亡くなりになった方やリタイアして活動から遠ざかられた方もいます。その時の記録が希少な記録となってきました。
2022-08-31
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上塩尻蚕種製造民家群7 藤本蚕業株式会社⑤
昭和期になると蚕種製造が近代化され冷蔵や消毒、人工ふ化室などの設備が必要となり、また、大規模化した製糸工場が、蚕種を自家製造するようになり、蚕種製造家も個人経営では対応が難しくなった。蚕種家も会社化、組合化が進み、「藤本」も藤本蚕業合名会社、藤本蚕業株式会社と経営を変え、昭和2(1927)年、扇状地の下の国道沿いの平地に大きな製造所を新築し、昭和41(1966)年まで蚕種製造を行った。現在は、藤本蚕業歴史館として江戸時代から昭和中期までの2万点余の資料や備品を保存・展示している。屋根に出ている煙突は換気設備
2022-05-30
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まゆの里 散策マップ
西塩尻駅の広場にある案内板です。塩尻地区近代化遺産活用ガイドブック編集委員会で作成した「上田しおじりー歩くほどに思い出が深まるまゆの里」をもとに製作された案内板です。上塩尻、下塩尻、秋和の歴史的遺産を地図で確認できます。「まゆの里」散策に活用してください。
2022-05-27
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上塩尻蚕種製造民家群4 蚕種製造民家「清水卓爾氏宅」④
大沢の扇状地の扇端には湧水を利用した七つの池があり、かつては生活用水や蚕具を洗うのに使われた。門の外、左下に湧水がある。今も残る3か所の一つである。水神様を祭る祠には、慶長3年とあり歴史の古さを教えてくれる。
2022-04-03
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山極勝三郎
やまぎわかつさぶろう
生家
せいか
山極勝三郎
やまぎわかつさぶろう
(1863~1930)は、1915
年
ねん
ウサギの
耳
みみ
にコールタールを
塗
ぬ
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人口癌
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医学賞
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されています。
偉人
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してみては!
2022-02-16
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西上田駅 「まゆの里」の案内板
しなの鉄道西上田駅北口広場にある「まゆの里」の案内板です。「蚕飼の郷」として繁栄した塩尻地区を、北国街道沿いを中心に歴史的遺産や伝承文化を紹介したものです。西上田駅を起点に散策してみませんか。ひよっとしたら、加賀のお殿様の行列と遭遇するかもしれませんよ。 ※ 平成20年度わがまち魅力アップ応援事業で作製したとのことです。(令和3年再製)
2021-12-16
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生塚神社(うぶつかじんじゃ)の歴史(れきし)
はじめに、この「生塚」の生(お)い立ちは、昔の「生心(うぶね)」と「塚穴(つかあな)」という地域(ちいき)の頭文字(かしらもじ)から誕生(たんじょう)しました。 この生塚神社では、春と秋にお祭りをします。春は「幸せに暮らせますように」とお願いをして、秋は「お願い事をかなえてくれてありがとう」と伝えて神様にお礼をします。このおかげか、昔コレラという一度かかったら死んでしまうという病気が大流行(だいりゅうこう)しましたが、生塚に住む人たちは一人も命を落とさなかったという逸話(いつわ)があります。 また、生塚神社の鳥居(とりい)の近くの石に神紋{(し
2021-04-16
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2019西部地域まちあるき:藤本蚕業歴史館
2019年6月14日に行われた西部地域まちあるき(上塩尻)では、藤本蚕業歴史館を見学しました。 かつて「蚕都」と呼ばれた上田市の中で、蚕種製造の中心地だった上塩尻。そしてその総元締めであったのがこの藤本工業(藤本蚕種)です。 館内には資料だけではなく当時の備品等も保管されており、タイムスリップが可能であれば蚕種製造をしたいと思いました。
2021-01-29
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2019西部地域まちあるき:蓬蘆書屋
2019年6月14日に行われた西部地域まちあるき(下塩尻)では、蓬蘆(ほうろ)書屋に伺いました。 個人宅ではありますが、かつては蚕種製造を営んでいたことから家屋の造りが蚕室づくりとなっており、現在の屋敷内はご当主のお仕事の関係から蔵書の海と化しています。 見学中は歴史が流れ込む感覚を味わいました。
2021-01-27
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西部地域まちあるきマップ【西部地区/北国街道編】
上田市西部地区(下紺屋町~生塚)は北国街道沿いに広がる地域です。西部地域まちづくりの会/自然・生活環境部会が2019年4月に実施したまちあるきルートをネットからもたどれるように再現しました。歴史スポットを中心にめぐるコースです。
2021-01-14
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まちあるきで西部地域をアーカイブ
西部地域まちづくりの会の自然・生活環境部会が主体となり、地域デジタルアーカイブ&マップづくりの活動が進んでいます。2018年度は事業の計画や機材購入などに取り組み、翌年度の活動開始に備えました。 そして2019年、春爛漫の4月となり、4/22、待望のまちあるきを実施しました。地域を探訪しながら、地域の文化財、歴史スポットなどを画像に撮り、それらをネット上のアーカイブサイトにアップロードしてデータ共有する地域アーカイブ&マップづくりの活動です。会の皆さんにとっては全く初めての取り組みになります。長野大学・前川ゼミの学生有志が一緒に参加し、《まちあるき=画像記録》を実行しました。 この日は矢出沢川に架かる西八幡橋に参加メンバーが集合し、まちあるきに出かけました。約20名が3グループに分かれてそれ
2020-12-19
63
Excellent上田、上塩尻見学:藤本蚕業歴史館
2019/10/31、長野大学で私が担当する1年生の課題発見ゼミⅡ「Excellent上田」で、かつて蚕種製造の中心地だった上塩尻を訪れました。最初に訪れたのが藤本蚕業歴史館です。この建物は昭和初期、藤本蚕業の蚕種製造施設として建てられたものです。現在この建物の2階が文書・資料の保管所兼展示スペースとして使われています。 館内には1990年前半の上塩尻集落のミニチュア模型があります。上塩尻を俯瞰するのに役立ちます。 上塩尻の藤本は、代々当主が藤本善右衛門を名乗った蚕種製造家・佐藤本家を引き継いで明治期、企業となります。藤本蚕業歴史館には企業としての藤本蚕業の文書が多数残されているだけでなく、前身の佐藤本家の文書、資料も多数残されています。江戸期の藤本善右衛門保右が著した蚕書『蚕かひの学』の版木が残されて
2020-12-19
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JIA長野県クラブの上塩尻見学会
2020/7/31、JIA(日本建築家協会)長野県クラブの上塩尻見学会があり、見学会のコーディネーションと当日の案内をさせていただきました。 全国的に見ても稀有な蚕種製造民家群が残る上塩尻はまだ広く知られているに至っておらず、参加者のほとんどにとっても上塩尻を見学するのは初めてのことです。建築家の方々だけあって、蚕種製造民家に対する参加者の方々の関心は高く、建築的に特徴のあるところにはたびたび視点が釘づけになっていました。 コロナ禍の情勢下で見学会を実施することとなり、主催者側では、その状況に対応した配慮もされて見学会と意見交換会がなされました。人と人の間の距離があるため、お互いの声が聴きとりにくい一面がありましたが、その辺はやむを得ません。 意見交換も貴重な機会でした。空家に移り住んでも
2020-12-19
65
農民美術 橋本工芸
中まで拝見することはできなかったのですが、おそらく農民美術を取り扱っているお店だと思われます。旧北国街道の通りにあり、歴史ある建物のようにも見えます。
2020-10-22
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西部地域まちあるき2019の記録
2018年に発足した「上田市西部地域まちづくりの会」は翌2019年度に本格始動しました。4部会の一つ「自然・生活環境部会」では地元地域の文化・歴史遺産・自然などをデジタルアーカイブ化・マップ化する活動を持続的な地域活動にしていこう、という方向で取り組みが始まりました。その活動の手始めにしたのが「西部地域まちあるき」です。 4月は西部地区(下紺屋町~生塚)、5~6月は塩尻地区(秋和・上塩尻・下塩尻)をまちあるきしました。部会のメンバーにとっては地元でありながら、地元自治会のエリアがより広域に広がった「西部地域」をお互いに詳しく見聞しあったことはなく、地元であ
2020-08-25
67
秋和の文庫蔵を訪ねる
2020/2/17、地元の方々と学生と秋和文庫蔵を訪ねました。 秋和は蚕種製造の中心地であった塩尻村の中で、上塩尻、下塩尻と共に蚕種製造が営まれ、蚕都上田の興隆にも大きく貢献した一地域です。そうした近代の地域の背景を知る上でも地元の古い資料は欠かせないものです。 地域の文書保管のための文庫蔵の内部には明治以降の文書が段ボール箱やタンスに入れてしまわれています。具体的にどのような資料が保存されているのか、まだその目録化はされていないとのこと。しかし、これだけしっかりと明治以降の文書が残されていることはかけがえがありません。実に得難いことです。平成のものもあります。 いくつか手にした文書は「明治十八年 祭典諸事記載帳」「明治三十年度 人夫賃金支払帳 塩尻村秋和土木委員」「明治十年第三月
2020-08-25
68
モリス先生来訪、古建築をフィートで測る
2018/11/30、千葉大学のマーティン・モリス先生が上田に来訪されました。この日、塩尻地区のある古い民家を地元の方々と見聞しました。モリス先生はイギリス出身ですが、驚くほど日本の伝統建築に詳しく、訪問先の室内を簡易的に測定し、建築上の特徴などからその年代の推定までされていました。 さらに驚いたのはフィートのメジャーで寸法を測り始めたこと。よくよく考えてみればフィートと尺の単位は極めて近似しており、尺のメジャーの代わりにフィートのメジャーを使っているのだとわかりました。なるほど!です。 モリス先生は、長年上塩尻を研究されている東北大学の長谷部弘先生の研究グループでも共同研究をされたことがあり、10年以上前、上塩尻の民家を調査されたことがあります。この日は塩尻地区の何名かの方々とも意見
2020-08-25
69
石垣
上塩尻地区に多く見られる石垣。上塩尻地区は山が近づくにつれ勾配が急になるため、石垣を組んで平たんにすることで立派な家にすることができる。この石垣からこれを作った人の奮闘が伝わってくる。歴史を体感できる場所だと思う。
2020-01-10
70
北向観音道標 (きたむきかんのんみちしるべ)
1895年(明治28年)に上田橋が完成するまで 上田と別所温泉、あるいは中南信を結ぶ道路(松本街道)はここだけで 茶屋や商店が並び人々が往来して賑わっていた。 古くから重要な道路として利用されていた。
2020-01-10
71
沓掛酒造
沓掛酒造は1688年創業という古い歴史の中で地酒の醸造元として今も北国街道沿いで酒造りを営んでいます。 沓掛酒造にある蹴鞠は、昭和44年上田市指定有形文化財有形文化財に指定されました。
2020-01-10
72
藤本蚕業歴史館
蚕業の資料などがあり、歴史を学ぶことができます。実際に繭玉に触れることもできます。
2018-12-08
73
気抜きがある家
上塩尻を散策していると、いくつかこのように屋根のところに気抜きがある家がありました。 これは、蚕を育てるためのもので、今もこのように変わらず残っており、歴史を感じることができました
2018-12-08
74
小岩井紬工房
小岩井紬工房の見学に行きました。 養蚕に関する文化や歴史を知ることができる親しみやすい場所でした。 機織りと聞くと、地味だったり、渋いイメージでしたが実際に見ると、カラフルでかわいいものが多く、若い人にも手に取りやすい この青と黄色の着物は、息子さんが織ったもので、このような絶妙な淡い色のバランスを出すのが、すごく難しいようでとても時間がかかったと聞きました。
2018-12-08
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