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登録リスト(該当:16件)
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1
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写真
タイトル
説明
登録日
1
秋和地区 蚕室造りの家の変遷(2)の付表 小林武彦さんの記録
PDFの画面をクリックしてください。画面が表示されます。
2023-10-21
2
秋和地区 蚕室造りの家の変遷(2)小林武彦さんの記録
PDFの画面をクリックしてください。画面が表示されます。
2023-10-21
3
秋和地区 蚕室造りの家の変遷(1)の付表 小林武彦さんの記録
PDFの画面をクリックしてください。画像が表示されます。
2023-10-21
4
秋和地区 蚕室造りの家の変遷(1)小林武彦さんの記録
小林武彦さんの紹介 小林武彦さんは、秋和在住で今年90歳になりました。長年専売公社に勤め、全国を勤務して回りました。 中学生の頃、担任の先生の導きで、郷土史に興味持つようになり、退職後郷里に帰ってからは、上小郷土史研究会に入り調査研究に励みました。とりわけ塩尻地区近代化遺産調査事業の委員として西部地域の製糸業の歴史や先人たちの取り組みについて調査をし、事業報告書作成の中心メンバーとして活躍されました。また、西部公民館主催講座「蚕都上田ものがたり」を通して、調査・研究を深めこの記録を作成しました。 西部地域に関わる小林さんから預かった調査記録を多くの方々、特に地元に生きる若い方々に知ってもらい、この土地に刻まれた先人の労苦と逆境を跳ね返す精神を伝えたいと考え「西部地域デ
2023-10-18
5
歴史的景観ウォッチング 新町・諏訪部編 ④松尾邸
本家の母屋は建て替えたが、以前の建物は寛永年間に建てられたと伝えられている。上田城から移築されたという門と母屋の鬼瓦が残されている。 庄屋をやっていたので現在は更地になっているが南側に米蔵が並んでいた。蚕種販売をやっていて気抜きとうだつのある蚕室が残っている。現在のアリオ場所に桑畑があった。
2023-10-01
6
歴史景観ウォッチング 新町・諏訪部編 ⑤浜村邸
浜村家の分家、5代目。出身は諏訪の高島藩だと伝えられている。養蚕(2百貫目ぐらい)と蚕種と稲作をやってきた。明治年代、先祖は蚕種製造家として名を残している。建物は、明治元年に建てられた。歴史の散歩道は、私道。市が敷石を引き整備してくれた。上田市の景観賞を受賞した。 南側にも蚕室づくりの家がある。
2023-09-24
7
滝澤秋曉「司令塔」より⑤
手塩にかけて育てた蚕が繭になった時(収繭)の喜びをこう書いている。 『5齢になって、蚕が部屋という部屋にいきわたって、予定の籠数をも通り越していく。この時、いろんな連中が来る。教員に引率された蚕業学校の生徒、支那人の留学生、役人や組合の技師、入れ替わり、立ち代わり応接も大抵なことじゃない。しかし、いい蚕を飼っているという確信があるから、案内しても気が引けることはない。 朝3時に起きて、午前午後とも休憩1回約30分ずつ、昼寝が1時間、夜寝るのが11時。いよいよ蚕をまぶし(蚕に繭を作らせるために、ワラで作った個室)に入れ、美しい繭が、蚕室の屋根裏から床板の上まで真っ白くきらびやかに満ち渡るのを見ると、いやだいやだと言い続けたのはどこの誰かという気持ちになる。 4月下旬から9月上
2023-06-04
8
滝澤秋曉「司令塔」より④
「司令塔」の中で、最もページがさかれているのは、養蚕の仕事だ。明治末期 の養蚕の様子と人を使って養蚕に打ち込む姿が生き生きと描かれている。 『4月中旬か5月の初めに蚕は出る。掃きたてた(卵からふ化したて)当座は、蚕籠数もごく少ないが、眠(蚕は成長過程で4回脱皮する。脱皮の際、桑を食べず、静止している状態を眠という。眠と眠の間を齢といい、4眠5齢で繭をつくる。この間おおよそ30日程度)を重ねるにしたがって、恐ろしく殖えてきて、5室が残らずふさがるのも30日そこそこのうちだ。 僕は掃きたて以来蚕室の常番だが、蚕が2室を増えると、母屋から宿直の助手を連れてくる。妻と妹、2人して2号室の泊り番をする。 にぎやかでいいのは寝がけに給桑(桑を与える)する時だ。母や、下男や、炊事当番の女ども
2023-06-04
9
蚕種家滝澤秋曉「司令塔」より③
滝澤家の蚕室についてはこのように書いている。 『僕の養蚕は、いつでも2号蚕室(北側にある大蚕室)が根城で、それにあふれたのを1号蚕室(門東側の小蚕室)へ、1号に余ったのを母屋に移す。1号と母屋は母が指揮を執っている。』 屋敷と蚕室のつくりは、次のようだった。 『長屋門の東側には納屋、薪屋、味噌蔵、貯桑場が、西側には、寝室、文庫蔵、穀蔵がつながっている。母屋の北30mに東西方向に間口12間半(約22m)、奥行きは3間(約5m強)、南に1m、北に2m幅の通しの内廊下のついた2号蚕室がある。中央には玄関兼司令塔が凸出している。屋根は、18mの気抜き屋根、大屋根と廊下の屋根が3段になっているので、外から見ると2階づくりに見えるが、平屋っである。ただ、床下は1m強の上、さらに地下に60センチ掘り下げ
2023-05-22
10
蚕種家滝澤秋曉「司令塔」より①
文学者滝沢秋曉は、明治29年重い脚気を患い、東京での文学活動を切り上げふるさと秋和に帰省した。その後、秋曉は作品を書きながら、家業の蚕種業にも精を出す。明治41年には、その暮らしぶりを「司令塔」という作品で発表した。 「司令塔」(滝澤秋曉著作集)から、当時の蚕種家の生活を抜き出してみた。「司令塔」とは、写真(上田市誌「上田の風土と近代文学」より)の蚕室の中央2階に見える部屋を指していて、次のように書いている。(原文通りでなく、わかり易いように手を入れた) 『2号蚕室の前面に飛び出して、下は蚕室の大玄関、はしごを上ると5畳敷の小座敷がある。東西3面は、ガラスをはめた明かり障子で、広庭を見下ろす。 養蚕中、やれ郡長だ、やれ県の役人だ、視察だなんだかんだとくる来客に、母屋に引
2023-05-22
11
滝澤秋曉邸
滝沢秋暁は、蚕種家であるとともに、上田を代表する近代文学者として文学史に名を残している。塩尻地区近代化遺産調査報告書には、以下のように紹介さている。 ・・・秋暁の生家は、蚕種業「両水館」を営み、江戸時代から関東甲信一円から奥州まで、蚕種の仕入れや、販売に出かけています。それらの旅先で入手した幅広い分野の蔵書が残されており、そういう環境で秋暁は、明治8年に生まれました。 明治28年、秋暁は「絵画修業」のため上京し、絵を学ぶかたわら雑誌「文庫」の記者となり、全国からの青少年の投稿作品の選と選評などの仕事をしながら、多くの文学者とも交流し、河井酔名、横瀬夜雨などを育てたといわれます。 しかし、明治29年9月、重い脚気のため帰省。秋和に住み、家業を手伝いながら「文庫」の批評や
2023-05-20
12
「秋和の里」の滝澤秋暁邸が更地に
しばらくぶりで秋和の北国街道を歩いた。驚いたことに「秋和の里」を代表する滝澤秋暁邸がなくなっていた。長屋門に茅葺にトタンをかけた重厚な母屋、門の東に続く気抜きを設けた蚕室、母屋の裏には庭を挟んで気抜きのついた2階建ての大きな蚕室がなくなり更地が広がっていた。 滝澤秋曉邸は、ずいぶん前から空家となっていてあちこちに痛みが出ていた。個人の力で修理は困難なことがうかがわれ、残すには行政の力が必要と思っていたところ、上田市の歴史風致維持保存計画に蚕種製造民家の調査事業が盛られ、記録だけでも残される可能性が出てきたところだった。また、西部地域デジタルマップでも歴史遺産の記録を残す呼びかけを始めたところであり、残念でたまらない。 地域の歴史を学び、じかに触れることができる歴史遺
2023-05-19
13
2009年開館当時の藤本蚕業歴史館
★写真:2009年10月蚕都上田プロジェクトが実施した見学ツアーの様子 上田市上塩尻に「藤本蚕業歴史館」が開館したのが2009年10月です。今年2022年、早いものでそれから13年近くが経ちます。日本一の蚕種(蚕の卵)の製造地だった上塩尻の中でも一番の中心的な蚕種製造企業だったのが「藤本蚕業」(現在の藤本工業の前身)です。藤本蚕業歴史館は藤本蚕業の蚕室を再利用して開設しました。同社所蔵の膨大な社内文書も保全されています。一般に馴染みがない「蚕種」や上塩尻の背景を知る上で欠かせない情報源となる施設です。 13年経過すると当時はご健在だった方もお亡くなりになった方やリタイアして活動から遠ざかられた方もいます。その時の記録が希少な記録となってきました。
2022-08-31
14
埋薪
まいしん
のある
藤本
ふじもと
の
蚕室
さんしつ
(
上塩尻
かみしおじり
)
蚕種製造
さんしゅせいぞう
の
中心地
ちゅうしんち
だった
上塩尻
かみしおじり
でもその
筆頭
ひっとう
の
蚕種製造家
さんしゅせいぞうか
であった
藤本
ふじもと
(
佐藤本家
さとうほんけ
)の
蚕室
さんしつ
。
蚕種製造
さんしゅせいぞう
に
使
つか
われました。
蚕
かいこ
の
成育
せいいく
に
大敵
たいてき
の
寒
さむ
さを
防
ふせ
ぐため、
床下
ゆかした
に
埋薪
まいしん
と呼ばれるオンドルのような
暖房施設
だんぼうしせつ
が
備
そな
わっています。
2022-01-18
15
上塩尻地区の蚕室建築群
上塩尻地区の蚕室建築群模型
2019-06-14
16
上塩尻の蚕室
蚕種製造のための養蚕施設。下に埋薪(まいしん)と呼ばれる暖房の仕掛けがあるのが特徴。韓国のオンドルに似ています。
2019-03-01
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