思わぬ洪水2「ちょっと降ると水害でした」(常磐町30周年誌より)

思わぬ洪水2「ちょっと降ると水害でした」(常磐町30周年誌より)

昭和39年8月の集中豪雨では、2時間ばかりの間に合計105.4mmの降水量があり、常磐町一帯に浸水被害を受けたことは、古くからの住人の脳裡に刻まれています。
常磐町ができたころの様子が30周年誌に載っています。「以前はよく水害がありました。ちょっと降ると水害でした。団地の中を流れる田用水が氾濫するのです」。その理由について「この団地は緑ヶ丘地区に比べるとずいぶん低いんですね。極端ないい方をすると『なべ』の底みたいにこの辺が一番低い。中でも西団地は特に低い。山に近いから西のほうが高いと思っていたんですが、川が山の方角へ向かって流れるわけだから山ぎわのほうが低い」と語っています。写真は、常磐団地ができたばかりの頃の様子です。東側は緑ヶ丘まで一面の水田です。道路も水路も舗装されていません。

登録日:2021-01-23 投稿者:やまさん
地区コード常磐町(西部地区)
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    カテゴリ名水路
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