根(寝)入りの杉

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 下社秋宮境内に、周囲を石の玉垣(たまがき)に囲まれた杉の大樹がある。この杉は御柱に根が生えて生長したとか、弘法大師(こうぼうだいし)が参拝に来られたとき、境内に立てた杖に根が生じて生長したとも杉の挿し木に根が生えたとも伝えられている。
 一説には、杉の木の枝が垂れ下がっていて木が寝入っているように見えることや、夜中になるとさらに枝を垂らして鳥居を枕にして眠り、時には寝息やいびきが聞こえることがあるといわれることなどから「寝入りの杉」ともいわれている。また、その威容(いよう)から「お宝木」ともいわれる。
 この杉の木の皮をいただいて、夜泣きをする子どもの枕の下に置くと、子どもはよく眠るようになるとか、落ち葉を煎(せん)じて飲ませると子どもの夜泣きが止むともいわれている。

登録日:2023-12-03 投稿者:みらい
撮影場所下社秋宮
撮影年月日令和5年11月29日
撮影(西暦)2023年11月29日
色調カラー
所蔵者みらい
作業日令和5年11月30日
参考文献下諏訪町誌 民俗編 716p
地区コード上久保
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カテゴリ名諏訪大社
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