写真上:信州の鎌倉と周辺の図(2005/05/04の記録)
写真下:日本遺産・信州上田・塩田平(2024/02/03の記録)
上田駅構内のしなの鉄道改札出入り口に面したコンコースの壁に塩田平の大きな観光マップが掲げられています。塩田平が日本遺産「レイラインがつなぐ『太陽と大地の聖地』」に選ばれてしばらく経ってから「日本遺産」マップにリニューアルされました。
レトロ感たっぷりの「信州の鎌倉」マップが今となっては貴重な記録です。このマップ、デザインは古い時代様式のものです。退色もしています。あるいは退色したように装ったデザインかもしれません。一見したところ相当に年季が入ったもののように見えますが、新幹線や上田大橋が描かれてもいることから推察すると上田大橋開通後の2000年頃に観光PRのために掲げられたものではないかと推測します。あるいはこのマップ自体がもっと古く、その後の変更部分を上描きした可能性もあります。そう見るとこのレトロ様式は面白い。周辺地域を俯瞰的に描くこのスタイルの観光マップは昭和の初期頃から見られる観光マップの様式に近いものです。わざと昔風の観光マップにあえてしたのではないかと思われます。
ちなみに背景の年代は次のとおりです。
上田駅新幹線開業:1997年10月
上田大橋開通:2000年2月
地区コード | 上田市 |
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管理番号 | 3449 |
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カテゴリ名 | 地域の記録 |
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