2023年の元日は晴天に恵まれ、塩田平にある生島足島神社へ初詣に出かけました。いつも見慣れている風景ながら、「上田とはどんなところか?」、改めて眺め直してみました。
上田からは烏帽子岳が最もよく見えます。何よりも烏帽子状の山容が美しい。
次に美ヶ原、深田久弥が「日本百名山」に選んだ山の一つ。山の頂は起伏が極めて少なく平坦に長く続き、これが一つの山とは認知しがたいぐらいに「控えめ」な佇まいをしています。地元の人は美ヶ原とは呼ばず「うつくし」と呼びます。山頂はほぼ平坦ながらわずかばかり高く見える山頂にテレビ塔がいくつも立ち並んでいます。美ヶ原はこのテレビ塔の存在がアクセントとなり不思議に美しい。
小牧山は地元の人々もそれが何山かを意識することなく存在している超低山です。この地点は地平がすでに500メートル近くあります。生島足島神社の鳥居が神社から離れた山麓の裾野のあたりに佇んでいる風景も印象的な風景です。
元日の生島足島神社は初詣客で道路は渋滞していました。しかし数分程度の渋滞で駐車場に入れる程度の渋滞でした。渋滞待ちの間、空を仰ぐとお月様が出ていました。
夏至と冬至、夕陽が生島足島神社の鳥居越しに見える景観は日本遺産「レイラインがつなぐ『太陽と大地の聖地』〜龍と生きるまち 信州上田・塩田平〜」の最もシンボリックな光景です。15時を過ぎて陽光も一段と低くなり、眩しいぐらいに神社を照らしていました。
地区コード | 上田地域(上田市) |
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管理番号 | 3268 |
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カテゴリ名 | 地域めぐり・まちあるき |
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