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千曲川沿い道路の崖2008/06/03
2008/06/03の記録。 上田市下之条から坂城町へ続く県道は千曲川沿いの岩鼻の崖に沿って通っていました。この前後の区間は崖から崩落があり、この時には崖の崩落防止の工事がなされていました。その後、この道路は閉鎖となり、千曲川対岸の堤防道路が代替路として使われた後、岩鼻を貫通する国道18号線により代替されました。
2024-02-14
2
【上田市の銭湯】地図から銭湯の分布を見てみよう~「史的ニ上田」編~
突然ですが、皆さんは銭湯に行ったことはありますか? 銭湯というと、富士山の壁画が描かれた、東京の大きな下町銭湯を思い浮かべる人が多いと思います。ここでいう銭湯とは、法律で定められた一般公衆浴場のことです。 ここ上田市にも、地域に根付いた街のお風呂屋さん、銭湯が2軒あります。ですが最盛期には、なんと24軒もの銭湯がありました。昔は市街地ではお風呂のある家庭は一般的ではなく、農村部のお百姓さんの家、どこかの大富豪の社長さんの家など、限られた家庭にしかありませんでした。そこで、「浴場業(銭湯)」という一つの業種が確立されたんですね。今回は、上田市の銭湯を研究するための必読書、「史的ニ上田(15)上田の銭湯」という文献をご紹介します。 (画像は、文中にも登場する中央3丁目(松原町)の「竹の
2024-02-12
3
【上田市の銭湯】地図から銭湯の分布を見てみよう~大正期編~
突然ですが、皆さんは銭湯に行ったことはありますか? 銭湯というと、富士山の壁画が描かれた、東京の大きな下町銭湯を思い浮かべる人が多いと思います。ここでいう銭湯とは、法律で定められた一般公衆浴場のことです。 ここ上田市にも、地域に根付いた街のお風呂屋さん、銭湯が2軒あります。ですが最盛期には、なんと24軒もの銭湯がありました。昔は市街地ではお風呂のある家庭は一般的ではなく、農村部のお百姓さんの家、どこかの大富豪の社長さんの家など、限られた家庭にしかありませんでした。そこで、「浴場業(銭湯)」という一つの業種が確立されたんですね。今回は、そんな上田市の銭湯の分布を、2つの大正期の地図から探っていきましょう。 (画像は最盛期の銭湯をGISアプリで国土地理院の地理院地図にプロットしたもの)
2024-02-12
4
上田合戦の上田城
上田城は二度の徳川軍の襲撃を耐え、撤退に追い込むことができた。徳川軍との戦いは上田合戦と呼ばれ、1585年と1600年に勃発した。 1585年の第一次上田合戦は真田と徳川の間で領地問題が発生したことで起きた。徳川軍7000に対し、真田軍は加勢込みで2000弱しかいなかったが、上田城の急な崖と千曲川の増水、狭い道におびき寄せて叩く様々な策略を用いたことで死者を抑え、撤退に追い込んだのである。 第二次上田合戦は関ヶ原の戦いの前であり、石田か徳川のどちらにつくかで石田についたことで起きた。返答と面会を遅らせた上に、あえて徳川軍をおびき寄せてから反撃する策によって、徳川軍に打撃を与え、関ヶ原への到着を遅らせたのである。 上田城のように大きな合戦に二度も勝利した事例は少ない。この勝利は知恵と地の利がもたらしたも
2024-02-12
5
上田城の地形
上田城は難攻不落の城といわれた防御力に長けた城だった。南端は千曲川の分流である尼ヶ淵に面しており、上田泥流層が浸食されて作られた崖になっている。実際に見てみると10mほどの崖になっていた。江戸時代は分流が流れていたためより防御力があったと考える。自然地形を巧みに利用した防御機能は、上田城が難攻不落といわれる大きな要因ではないだろうか。
2024-01-25
6
崖沿い・千曲川沿い道路の記録2007
2007/10/25の記録。 上田市・千曲川右岸の岩鼻から坂城町に抜ける県道77号線は、絶壁のような崖沿いに展開していました。一部、崖の崩落などもあり、2007年頃はその修復工事が行われていました。 現在この区間は通行禁止となり、国道18号線がバイパスされて岩鼻の岩盤を貫通するトンネルを抜けて坂城町側につながる安全なルートに代替されました。
2024-01-16
7
上田城の地理
上田城のある地は斜面になっており、2重の堀で遮断し、南北の斜面に堅堀列を掘って防御を固めている。斜面に建てられていることから城のすぐ横は崖になっており敵兵を倒すのに役立った。
2023-11-30
8
2代松平忠愛と尼ヶ淵
上田城南側に切り立つ崖の下段には、横に長く敷き詰められた石垣がある。この石垣は、松平忠愛(ただざね)が築造したものだ。享保17年(1732)に大雨で増水した千曲川がこの崖面を大きく削ったため、護岸工事を行ったそうだ。(戌の満水) 上田城南側の芝生広場を訪れた際に感じてほしいのは、江戸時代にはその地に広場はなく、尼が淵という千曲川の分流が流れていたということだ。そのため、崖面を見ることができている我々は貴重な体験をしている。そして、下段の石垣は強固に見えるが、敵が登ってくるのをを防ぐために築かれたのではないことも知ってほしい。 二度の上田合戦や大坂の陣で名を轟かせた真田氏の居城であったからこそ、忠愛は、南櫓、西櫓を崩れささせたくなかったのだろうと私は思った。
2023-10-23
9
実践講座2:地域資料のデジタルアーカイブ化講座[第3回]
【オンデマンド講座】 ★DA講座2-3皆さんのデジタルアーカイブ/地域学習企画披露会 182分
【講座タイムテーブル】 講師:前川道博(長野大学企業情報学部教授) ゲスト講師:桂木惠さん(上田小県近現代史研究会事務局長)、朝倉久美さん(デジタルアーキビスト) 第3回 2月18日(土) 13:00~16:30 皆さんのデジタルアーカイブ(DA)/地域学習企画披露会 13:00 はじめに、ゲスト講師紹介 13:10 DA/地域学習企画披露会 Part1 (14:20 休憩) 14:30 DA/地域学習企画披露会 Part2 16:20 講評・まとめ 16:30 終了 《披露会の発表者と発表テーマ》敬称略。発表資料は以下に掲載してあります。 ①島津千登世/下河辺淳+戦後国土計画関連資料アーカイヴス →
下河辺淳アーカイヴス
→
2023-02-19
10
鵜殿石仏群
佐賀県唐津市相知町にある磨崖石仏群。 806年に空海が唐からの帰国の際に立ち寄り、「弥陀」、「釈迦」、「観音」の三尊を刻んだとされている洞窟跡。(この三尊は現存はしていない) 岩壁に南北朝時代の作と推定される石仏、十一面観音、多聞天、持国天など大小58体の磨崖仏が穿たれている。 主窟右側には、胎内くぐりがあり大日如来が刻まれている。 1956年3月に佐賀県の史跡に指定。
2023-02-05
11
木曽の雪〔信州の浮世絵〕
江戸時代の浮世絵師、二代歌川広重による錦絵の揃物「諸国名所百景」の一つ。 初代広重の門人で、師の亡き後その画風を継承した二代広重が、安政6年(1859)から文久元年(1861)にかけて制作した。版元は、初代広重晩年の作「名所江戸百景」を出版した魚屋栄吉。 図は、雪に覆われた木曽谷を描いたもの。切り立った斜面の細道を、蓑笠を着け荷を掲げて行く姿がある。当時の木曽路は、中山道の中でも峠道が多く、難所続きだった。川沿いの切り立った断崖に、棚のように張り出して造った道「木曽の桟(かけはし)」も難所の一つとして知られた。丸木の柱に、横に板を並べた簡易な造りだったが正保4年(1647)に通行人の松明の火が落ちて焼失。後に石垣を築いて再建され、現在は国道の下に石垣の一部が保存されている。松尾芭蕉が「更級紀
2023-02-01
12
善光寺道久須里山〔信州の浮世絵〕
江戸時代の浮世絵師、二代歌川広重による錦絵の揃物「諸国名所百景」の一つ。 初代広重の門人で、師の亡き後その画風を継承した二代広重が、安政6年(1859)から文久元年(1861)にかけて制作した。版元は、初代広重晩年の作「名所江戸百景」を出版した魚屋栄吉。「久須里山」は善光寺の北、長野市浅川にある薬山。この中腹の断崖絶壁に大同2年(807)に懸崖造りの薬師堂が創建された。絶壁から迫り出した部分は支える柱もなく、ぶらぶらと揺れることから「ぶらん堂」と呼ばれ、現在の呼称「ブランド薬師」となったとされる。弘化4年(1847)の善光寺地震で崩落したが、文久元年(1861)に再建された。 URL:https://www.ro-da.jp/shinshu-dcommons/museum_history/03CP1443040000 施設名:長野県立歴史館 参考資料先:信州デジタルコモンズ
2023-02-01
13
温泉薬師瑠璃殿
本尊薬師如来。北向観音堂の西方の崖の上に建てられた一風変わった建物で「医王尊瑠璃殿」と呼ぶ。建立年代は明らかでないが、資料によれば焼失した後文化6年(1809)に地元湯本薬師講中によって再建されたという。温泉の効能に併せて病気を除き解脱するという深い温泉薬師信仰に由来するものである。「瑠璃殿」という名は、薬師如来を瑠璃光如来とも呼ぶところからとった名である。 引用元 http://db.umic.ueda.nagano.jp/johogura/datadisp.php?arg_sano=668014
2023-01-29
14
温泉薬師瑠璃殿 解説
本尊薬師如来。北向観音堂の西方の崖の上に建てられた一風変わった建物で「医王尊瑠璃殿」と呼ぶ。建立年代は明らかでないが、資料によれば焼失した後文化6年(1809)に地元湯本薬師講中によって再建されたという。温泉の効能に併せて病気を除き解脱するという深い温泉薬師信仰に由来するものである。「瑠璃殿」という名は、薬師如来を瑠璃光如来とも呼ぶところからとった名である。 http://db.umic.ueda.nagano.jp/johogura/datadisp.php?arg_sano=668014より引用
2023-01-25
15
温泉薬師瑠璃殿
温泉薬師瑠璃殿は北向観音の境内にある薬師堂であり、建物は崖にへばりつくように建てられていました。瑠璃殿という名称は薬師如来の「瑠璃光如来」から来ているが、温泉の薬効と薬師如来の病苦から人々を救うというご利益が結びついた温泉薬師信仰のためである。以前は大師湯の西隣にあったとされるが、寛保二年(1741)湯川の氾濫によって今の場所に移され、文化六年(1809)に現在の形に再建された。 土台が意外と細いにもかかわらずしっかりと立っていて、周りには大きな木に囲まれていた。その木の中のひとつに上田市の文化財である愛染カツラ(あいぜんかつら)もありました。
2022-12-04
16
布引観音 布引山釈尊寺
長野県小諸市布引山にある、「牛に引かれて善光寺参り」伝説で有名な寺。行基が開いたと伝わる歴史がある。善光寺に繋がるとされる善光寺穴など、参道には様々な言い伝えが残る洞穴や岩が多く存在しており、案内看板を読みながら登る楽しさもある。 観音堂は崖に張り付くような形の懸崖造りで作られており、見応えがある。自然に囲まれていたり、山の上の高い部分に作られていたりすることから、眺望もいい場所である。 参道は軽い山道のようになっており、軽い運動に適している。 牛に引かれて善光寺参りとは、布引山釈尊寺と善光寺に関する伝説。布引山の麓に暮らす不信心な老婆が川で布を洗っていたところ、牛が現れて布を角にひっかけていってしまった。老婆は怒って牛を追いかけ、ついに善光寺まで辿り着いた。そこで牛の涎が
2022-05-09
17
千曲川と蚕種
上田市の蚕種産業が盛んになったきっかけとして千曲川の存在が大きい。川原の乾燥地帯という蚕種に好条件な土地に、千曲川の下流部の最も適した場所では、両岸から岩鼻の断崖がせまっており、谷幅850mという狭い谷となっている。そのため風はこの峡谷を通って強風となり吹き付ける。つまり下流部年中川風が吹いていた。この強風の影響で蛾を死滅させてしまう害虫「カイコノウジバエ」は桑葉に産卵が出来なかった。そのため、卵の植え付けられていない歩桑が育つというわけである。この歩桑の活躍もあり上田の蚕種は大きく成長した。
2022-02-09
18
上田地域の地形概要
上田地域の地形は、太郎山や小牧山に囲まれたほぼ三角形の盆地地形となっており、「上田盆地」とも言われている。上田盆地の標高は約400~500メートルである。 市内には、千曲川が流れているが、地殻変動によって湖水が干上がり、千曲川が流れるようになった。 市の中心市街地は、千曲川沿いの低平地に立地している。その低平地のなかでも、千曲川沿いに千曲川河床から比べて、数m~数十m程度の急な崖も存在しており、その崖の上に上田城跡、市役所、学校などが立地している。低平地と言えど、少し離れただけで急な崖となっている、上田地域の特徴的な地形であると言える。 参考文献 ・
上田地域千曲川自然電子図鑑 上田地域の地形・地質
・
2022-01-26
19
上田藩の死者数、正福寺の千人塚
千曲川流域には、「戌の満水」の流死者供養塔が幾つも残されている。それには2種類ある。一つは、多くの犠牲者を出した現地に建てられたもの、もう一つはたくさんの流死者が流れ着いて埋葬された場所に建てられたものだ。千曲川の上流では、上畑村(佐久穂町・248人)小諸城下(小諸市・507人)所沢川流域の金井村(東御市・130人)田中宿・常田村(東御市・68人)などで多くの流死者を出した。そして、まず大量に流れ着いたのが、上田だった。 「千曲川も上田まで来ると、流れが緩やかになる。上流から流されてきた死体が上田に流れ着いた。上田藩主の命令で段丘上の秋和の正福寺の門前に引き上げ、埋葬して、後に碑を建てた。それが千人塚と呼ばれている。また正福寺境内には石造地蔵尊があり、縁者がたくさん亡くなっ
2022-01-24
20
岩鼻
道と河の駅の横にある。岩肌が削れ、鼻の穴のようになっている。
2021-05-06
21
温泉薬師瑠璃殿
別所温泉北向観音境内にある温泉薬師琉璃殿。 この温泉薬師は伝説には行儀菩薩の創建、慈覚大使の再建と言われているが、以前の一は今の「大師湯」の西隣にあったそう。 1741年湯川の氾濫によって薬師堂は流され1743年から再建を湯本講中で計画したとのこと。 現在も残る建物は1809年に湯川講中の積立金により再建された。 崖に建てられた薬師堂であるがその安定感に驚く。 建設の方法に昔の人の知恵が絞られているのではと思う。
2021-05-05
22
東尋坊
有名なスポットでドラマなどにも出てくることがある。船があったりもする。
2021-05-05
23
[14/09/11]米山城・砥石城を望む
真田氏記念公園の前に「自性院」という道案内があり、日が暮れる前に立ち寄ってみようと見晴らしのよい崖地のここに車を停めてみました。ここの道案内では崖地の階段を登り150mと示されています。周囲に花壇があり「花のまちづくり推進地区」という看板が立っています。赤、オレンジ、紫の花々が植えられて美しい。この高台から真田氏の居城でもあった米山城、砥石城の山並みが見えます。 電信柱やSEIYUの看板によって俗世間の風景と化してはいますが、眺望のよい場所に佇むことができて幸いでした。
2021-05-01
24
砥石城・米山城
県の史跡に指定されている山城。城跡からは上田市街と真田の町並みが一望できます。 この地方に勢力を張っていた村上義清の重要な拠点であり、武田信玄が2度目の敗北を喫した「砥石崩れ」の舞台です。 2009年のアニメ映画館「サマーウォーズ」の舞台となりました。 三方を崖っぷちで囲まれ、攻めてくる敵を迎え撃つのにもってこいの地形と見晴らしの良さ、理想的な山城に思えます。 軽く登山ですが、よく整備されて、登りやすいです。 朝遅く出て、ゆっくり登っても、午前中に降りて来られます。 小学生の遠足で行くようです。 駐車場あります。無料。 上信越自動車道・上田菅平ICから、車で約5分で着きます。
2020-08-03
25
上田・坂城を一望できる・千曲公園
上田市と坂城町を二分する山、通称「岩鼻」の上にある、上田・坂城を一望できる公園です。 特に夜景は素晴らしく、上田・坂城の景色を楽しむにはまさに絶好の場所です。 断崖絶壁の山の上に位置しているため公園までの道のりが険しく、運転される際は注意が必要です。
2020-06-04
26
神秘的な空間へ!鼻顔稲荷神社
日本五大稲荷の一つ。京都伏見稲荷の御分霊を祀ると伝えられている。 少し離れた場所から見ると湯川の断崖に鎮座する姿と独特な色合いが目を引き、実際に探索してみると神秘的な雰囲気を感じることができる。特におすすめするポイントはいくつも並んでいる朱色の鳥居である。
2020-05-26
27
半過洞門と半過トンネル
千曲公園は半過にある奇岩「岩鼻」の山頂にあります。その絶壁の下に「半過洞門」があります。洞門は崖の崩落などがあり、現在は廃墟となっています。この道筋は現在は国道18号線のバイパスとなり、洞門跡のすぐ近くを国道が通り、岩鼻を貫通するようにその道筋が半過トンネルに続いています。 洞門前に「千曲公園」のサインがあり、ここから歩いて上まで登ってみることにしました。
2020-04-23
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