可動式看板「舌喰池で観察される鳥類」
2022年1月に、可動式看板「舌喰池で観察される鳥類」を以下の内容で作成しました。
2022年2月開催の「舌喰池水鳥観察会」やさまざまなイベント・活動で、この看板(看板の画面サイズ:横幅200cm×高さ100cm、看板の脚を含む高さ160cm)を活用する予定です。
■看板作成:
長野大学地域づくり総合センター「信州上田学」地域連携パートナー事業 舌喰池水鳥観察会
■監修:
長野大学環境ツーリズム学部 高橋一秋教授
■デザイン・鳥類データ(2016年~2021年に舌喰池で調査)・写真(塩田平ため池群で撮影)・イラスト ・解説(出典:原色 日本野鳥生態図鑑<水鳥編>(保育社)、山渓カラー名鑑 日本の野鳥(山と渓谷社)) :
高橋一秋・大和田樹里・三枝広樹・横内はるひ(写真加工)・小猿夏海(イラスト作成)・豊田雄基(同大学同学部・里山再生学ゼミナール)
■協力:
大口義明(塩田平のため池を愛する会)・手塚自治会
■看板の活用について:
長野大学環境ツーリズム学部・里山再生学ゼミでは、2015年からの7年間に、塩田平ため池群を利用する水鳥の調査・研究を行ってきました。
この研究の成果として、ため池の水量や植生の管理が水鳥の種類や個体数に影響を及ぼすことが明らかになりました。
「信州上田学」地域連携パートナー事業では、塩田平の中でも、池と植生の面積が広く、水鳥の種多様性が高い舌喰池に着目し、季節ごとに観られる水鳥の特徴や、人間による水量や植生の管理が鳥類の種多様性に正や負の効果をもたらすことを看板にまとめました。
本事業では、地元住民によるため池の造成とその後の水量と植生の管理によって水鳥の生息地(繁殖地や越冬地も含む)が維持されてきたこと、さらに水鳥観察(バードウォッチング)がどの季節でも楽しむことができることを、看板の活用を通じて、舌喰池に訪れた観光客や地元住民に知っていただく機会を提供することを目的としています。
※ マップには、2022年2月開催の「舌喰池水鳥観察会」で看板を設置した場所を載せています。普段は、長野大学で保管しています。
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ライセンス | 表示—非営利—改変禁止(BY-NC-ND) |
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投稿者 | 高橋一秋 |
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