d-commons.net考察 その1「SNS化が求められている?」
先日のアンケート結果の中で、このような要望が複数上がった。
・地域と共有する機能
・いいね等のアクションボタン
・コメント機能
※教員向けd-commons.net(eduスクウェア)の研修会 アンケート結果
以上の要望の共通点は、投稿者と閲覧者に繋がりを作る機能、即ちSNSの機能である。コメント欄やいいねボタン等は、ツイッターやインスタグラムに搭載されているスタンダードな機能であり、これらが無くては他者と結びつくことはできない。今回のアンケートでは、コメント欄の設置を求む声が多かった。
SNSが一般化した今日に適するためにも、学習という観点からもSNS機能は有用だと考えられ、実装が求められる。
SNS機能の実装によるメリットは、以下のとおりである。
1、投稿者と閲覧者の意見交換により、互いの見聞が広まる
2、意見交換の記録を残せる(口頭での意見公開では記憶に残りにくい)
3、評価による投稿者のモチベーション上昇
4、地域との結びつきが強くなる
5、SNSの扱いについて学べる
※メリットの詳細、考察等
(5/9 ゼミ記録)共有する事の楽しさとは?リアクション?いいねボタン?
(5/23 5/30 ゼミ記録) 子供たちの成果物を読んでみて
SNS機能の実装によるメリットを箇条書きしたが、「SNS機能の実装にはメリットがある」のではなく、「SNS機能の未実装はデメリットである」といったほうが的確ではなかろうか。
何故なら、現状のd-commons.net(一部除く)には交流の場がなく、閲覧者と投稿者の両者がフィードバックを得られないためである。謂わば一方的な投げかけで終了している。
学習とは、評価をもらって初めて成り立つものだと私は考えている。
他者からの評価や意見交換は学習を更に深め、モチベーションも上昇する。折角記事をしたためても、評価の機会を逃してしまうのは非常に勿体ない。
評価と交流の機会を逃すことやモチベーションの維持が困難になる可能性などを考えると、SNS機能の未実装はデメリットであり、実装して漸く学習の場になると私は考える。
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投稿者 | シャオリン |
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