上田映劇は映画撮影やライブなどに合わせて一部改装されたりしているそうだが、建物自体は大正6年に建築されてから変わっていないため、歴史を感じる事が出来る建物となっている。
2014年に上映された「晴天の霹靂」のメイン舞台となっていたため、入り口には雷門ホールと看板が立てられたりしていた時期もあった。しかし、あくまで映画のセットとして付けられたものということもあり、耐久性が高くなく昨年撤去されたのこと。
上田の市街地に建てられていることもあり建物の横幅が広くないため、外側から建物を見ても建物自体が大きく見えない。だが、奥行きのある建物となっているため、シアターに入ってみるとシアター内の広さに驚かされる。
シアター内は一階と二階の二つに分かれているが、現在は安全上の問題で一階のみ利用可能となっている。以前は、芝居なども行っていたため花道もあったそうだが、見学した際には見られなかった。おそらく、映画主体の上演への切り替えとともに取り外されたものと考えられる。
館内の天井は格天井というものであるそうだが、ネットで検索して出てくる格天井とは作りが異なっているのか、違う見た目をしていた。なんと、木ではなく銅を用いているとのこと。写真を撮影させて頂いてみたが、上田映劇公式ホームページの写真の方が何十倍もきれいであるため、興味を持った方はそちらをご覧下さい。また、ロビーの東側(上田映劇に入って右手側)には「晴天の霹靂」に出演された俳優の方々のサインが飾ってあった。
現在も上田映劇は定期上映を続けているため、公式サイト又は上田映劇内にある上映作品の案内を見て、興味を持った作品があれば足を運んでみてはいかがだろうか。
地区コード | 上田地域(上田市) |
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管理番号 | 5 |
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カテゴリ名 | 私の地域探究 |
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