渡良瀬川は、群馬県と栃木県の境にある皇海山(すかいさん)という山から始まります。
渡良瀬川の川の長さは107.6kmで、前橋から東京までの直線距離とほぼ同じ長さになります。渡良瀬川が流れる市町村は、13市町もあります。
北関東最大級の花火大会のメイン会場としても利用されています。
かつて、日本の公害問題の先駆けとなる「足尾鉱毒問題」が発生したことでも有名です。精錬所からでる有害な煙は、周囲の山々から緑を奪い自然環境を破壊し、むき出しとなった山肌は、洪水の度に大量の土砂を流出させ、下流の沿川に多くの被害をもたらし続けました。
地元選出の代議士・田中正造は農民とともに立ち上がり、問題を国会で取り上げました。
地区コード | 栃木県 |
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管理番号 | 23 |
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カテゴリ名 | 自然 |
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