上田市の文化的特徴と言えばやはり「蚕都」として発展した点です。
養蚕業、製糸業を始め関連産業が好況で、桑園も拡大していき、多くの住民が蚕中心の生活をしていたのだと思われます。また、こういった街の繁栄は演劇等の娯楽にも広がり、演芸館・劇場が建つこともありました。さらに、市民の生活用品である酒類・醤油・味噌を扱う店、綿糸・染物を商う店、魚・金物・雑貨を商う店が集まり、上田の町の繁栄を支えていました。
観光の面でも産業の面でも古くからにぎわっていた街であり、また別所温泉などの温泉宿も多くあったため、観光地としても発展していたのではないでしょうか。
信州最古の温泉である別所温泉は明治時代にはすでに年間宿泊、入浴客数が2万人を超えており、大正時代には観光旅館として設立し温泉収入が別所村総収入に大きく貢献しています。また、その後すぐに上田と別所間に鉄道が開通し、人の流れも活性化していきました。鉄道によって大正時代には余暇を利用し神社、仏閣、温泉を訪れることが大衆化し、上田市の発展の一助になったのだと思います。
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