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ニホンジカの痕跡
長野大学裏の恵みの森で観察できたニホンジカの痕跡です。 足跡:ニホンジカの足跡は二つの蹄が特徴です。ニホンカモシカも似た特徴を持ちますがニホンジカの方が一般的に幅が狭いとされています。 糞:足跡と同様にニホンカモシカと似た特徴を持ちますが、個数と縦横比からおおよそ正確に判別することが可能と考えられています。 参考文献 安藤正規、島村咲衣、後藤真希(2015)「形態的特徴からニホンジカおよびニホンカモシカの糞を判別する」『日本森林学会大会発表データベース』 角研ぎ跡:オスが木に自身のツノをこすりつける習性によるものです。縄張りを示すマーキングの意味やツノを立派に見せて繁殖に有利にするためなどとされています。 他にもニホンジカの食痕も観察できました。食痕とはニホンジカが高いと
2024-02-01
2
泥宮大神と上窪池
上田市本郷にある泥宮大神は、非常に珍しい泥を御神体とした神社である。古くから泥、つまり大地は稲などの作物を育ててくれる存在として崇められてていた。日本全国様々なものを御神体とする神社があるが、泥をご神体とした神社は多くはない。 本来は生島足島神社が建立された際に、その時の死者の魂を遺すためとして作られた社である。なお、生島足島神社が創建された年代はわかっていないため、この泥宮大神が建てられた時期も不明ということになる。 もともとは「諏訪大明神」という名で呼ばれていたが、1790(寛政2)年、松平定信が幕府の財政を引き締め立て直しを図った時代に「泥宮」の愛称で親しまれるようになった。 この神社の東側には上窪池という溜池があり、私が訪れた際にはサギのような白くて大きな鳥も見られ
2023-12-21
3
肥料の歌
肥料の作り方や良い肥料とダメな肥料を歌にしている。 昔は農作物が主な食事の源になっていたのでこれほど重要なのだと思った。
2023-12-14
4
都市景観賞
別所温泉駅にありました。 この「都市景観賞」は上田市から贈られるもので、美しいまちづくりに貢献する物件・工作物や、景観の形成を活動目的とする団体・グループが表彰されるものだそうです。これは別所温泉駅が表彰されたものです。 市民からの推薦や応募をもとに選考されるようです。つまり別所温泉駅は地域住民の要請で都市景観賞を贈られたのです。 地元に密着した駅という別所温泉駅の特徴を象徴していますよね。
2023-11-08
5
5月初旬ごろの畑の様子
今回は長野大学周辺にある畑の一つを記録させていただきました。記録した理由は私の実家の地元にはあまりこういうものが見かけないからです。そして調査したところ5月段階でかなり成長しており収穫まで近いことが分かりました。
2023-04-27
6
稲の病虫害駆除
今年は、環境に恵まれているため、例年に比べ稲は良く成長している。しかしながら、一般作物の成長も良好であるため、害虫の繁栄も盛んである。稲を保護する過程では、害虫のは繁殖が盛んになる前に、全滅させることが望ましい。左には、各地方で起こる、病害虫への対策が書かれている。
2023-01-31
7
上田市で農地を所有しながら暮らすには
上田市は自然が豊かで農地が沢山あるのになぜか農業が盛んではないのだろうか。 我が家にも農地があるが半分以上がの農業放棄地となっている。農業放棄地が発生してしまっていることが農業が盛んになっていくうえで邪魔になっているのではないだろうか。 農業放棄地が増えていく原因の一つに農地に関する法律があると考えた。そこで農地法を調べたところいくつかの問題点が見つかった。 ・農地の売買や貸借に農地の所在する市町村の農業委員会の許可が必要な点。 ・農地売買の許可を得るのに農地の権利取得後の経営面積に原則として都府県50a、北海道は2ha以上になること(例外あり) ・農地を取得する個人またはその家族等が取得後に行う農業事業に必要な農作業に常時従事しないと農地を買えないこと これら3つが大きな問題と
2023-01-30
8
戦前長野の農業形態③
こちらは大麻に関する記載である。大麻といっても工芸作物の麻のことであり、麻袋や畳に使うようである。栽培方法や適する条件等も記載されている。栽培に関する条件は比較的緩いようだ。 「信濃産業誌 完」 https://api.ro-da.jp/v1/shinshu-dcommons/library/02BK0102152899/images/f65cc121f9b64b6cbf76b0a27d25cebd.jp2/493,541,4771,3136/852,560/0/default.jpg
2023-01-28
9
上田市の農業
上田市は自然が沢山あるという印象を持つ人が多いだろう。しかし自然は豊かだが農業は盛んではない。農家はいるが高齢者であったり農業はしていても商売につながっていなかったりすることが多い。また農地はあるが農業をしていないという人もいる。我が家もこのパターンに当てはまる。 農業放棄地が発生する問題はいくつかの原因があると考えられる。高齢化による農家の減少や農業では稼いでいくことが難しく廃業してしまうなどがあげられる。 上田市で実際に農地をどのように活用しているかを調べる。シャトー・メルシャン椀子ワイナリーや稲倉の棚田や農園として商売をしている農家などを調べてみる。 上田市でどのような農地活用が行われているのか。上田市でよく育てられている作物、またそれらをどうやって利益に結びつけて
2022-12-15
10
女子家庭科教育者 宮原小治郎氏との関係
鈴木志津衛で検索するとヒットするこの文献 宮原小治郎さんに縁のある人物として紹介されています。 台湾から鈴木江南の著作物を持ち帰ってくださった方が 実は鈴木志津衛の次女である愛子さんのお孫さんです。 つまり彼女と私ははとこ同志。 関東在住で、台湾通。志津衛の長女はるさんとその息子さんたち(長男は、望月在住の教師でエスぺランティスとの故山本辰太郎さん)と交流があったようです。 宮原さんも家庭科教育に関する出版のお仕事をされていたそうです。 彼女とは、旅先の台湾で一度会うことができました。 とても不思議で素敵なご縁です。
2022-12-09
11
上田市における蚕を活かした都市開発
上田市の景観形成における蚕の役割として、蚕都としての歴史性を重視するというものがある。上田市の景観計画の一部として、かつて栄えていた城下町や養蚕が盛んであった地域周辺の家屋、並びに歴史的資産や街並みの保全をしながら活用することを都市計画の一部に組み込んでいる。特に、建築物や工作物においては蚕室造りといった伝統的な様式の建築物を継承または意匠することを景観における基準としている。また、色彩においても蚕都としての風情を感じることができる落ち着いた色調を求めている。
2022-11-30
12
上田の蚕業について①
上田の蚕業の発展について記された書籍では、「町村誌をみると、『男、農桑を業とす、農隙養蚕、山稼をなす、。女、養蚕をなす。余間生糸及び縫織をなす。』とあるように、上田地方では桑が稲作に次ぐ重要な作物であり、男女とも養蚕を手掛け、」(「上田市誌 近現代編(2) 蚕都上田の栄光」37ページ上田市誌編さん委員会 平成15年3月1日信毎書籍印刷株式会社より抜粋)と述べられています。そのことから、男女が同じ事柄について役割分担を行い、分業して働いていたことがうかがえます。また、上田の女性の人権の確立について記録された書籍によると、江戸時代は仕事の線引きはあまりなく、必要とあれば一家が協力して家を回すという文化だったとのことです(「人権の確立と女性のあゆみ」134ページ(平成14年)編集者 上田市誌編さん委員会
2022-11-28
13
生島足島神社
県内でも諏訪大社に次いで古いとされている生島足島神社。創建がいつかはっきりしていないが、平安時代の書物にはその名が記されていた事から、かなり古い歴史を持つことがわかる。生島足島神社では毎年1月に、お粥を使ってその年の農作物や蚕の出来高を占う行事が行われており、蚕都としての長い歴史を垣間見ることができる。
2022-11-28
14
昔懐かしい庶民アイテムの新たな蘇生
角川武蔵野ミュージアムの4階で「細野観光」と題する細野晴臣氏のデビュー50周年記念展が開かれていました。その会場の入口で関連のグッズ販売。ちょうちん、タオル、手ぬぐいなど昔懐かしい品々がことさらに商品化されて店頭に並んでいます。そう言えばタオルにのし紙を付け「感謝」と記していたかな? と思い、一つ一つがちょっと懐かしく微笑ましくなりました。ついついほだされて「細野晴臣」イラストのトートバッグを買いました。 2階のミュージアムショップにはさらに物凄い物量、種類の「昔懐かしい庶民アイテム」の数々が陳列してありました。眺めているだけで楽しく、また、遠いありし日々の記憶が甦ってきて不思議にうれしくなります。招き猫、駄菓子入れのガラス瓶、銘仙の筆入れ、がま口、ぞうり、etc. 新たな創作
2022-06-05
15
山本鼎さんとは
まず農民美術とは農民の方々が作物の育たない冬の間に行なう生業として生まれました。提唱したのは山本鼎さん。彼は立ち寄ったロシアでそこの人々が行なっていたものを参考にし帰国後、長野県神川村(現在の上田市)にて第一回農民美術講習会を開きました。彼自身も多彩な芸術家であり、彼が起こした農民美術運動は後の世に大きな影響を与えました。
2022-01-24
16
山形のトーク番組『今日とは違う、世界がある。』
▲PDF:『トーク番組 今日とは違う、世界がある。』 番組リスト 1997~2008年 第1回~第111回 レギュラー:吉村和文さん(当時はケーブルテレビ山形専務、現ダイバーシティメディア社長) 端山貢明さん(当時は東北芸術工科大学教授、後に名誉教授) 山形市のケーブルテレビ局「ケーブルテレビ山形」(現ダイバーシティメディア)が1997年から10年以上にわたり毎月当該番組を放送していました。吉村和文さんと端山貢明さんがレギュラー出演し、毎回多彩なゲストを迎えて地域課題について意見交換するという番組でした。 「現代社会と教育」「地方分権」「福祉と共生」など毎回硬派なテーマが取り上げられました。端山貢明さんは第1回(1997年9月)以来、1回も欠かすことなく第111回(2008年5月)まで連続出演し、毎回、コメンテートをしまし
2022-01-08
17
そばの歴史
蕎麦が日本の歴史上はじめて文献に登場するのは、奈良時代の歴史を記した「続日本記」で8世紀頃。栽培の容易な蕎麦は救荒作物として奨励された。 鎌倉時代、室町時代になると頻繁に文献に登場。そばの栽培が普及していった 江戸時代には信濃国本山宿から蕎麦を麺状にする「そばきり」が全国に広まったと伝えられている。とりわけ江戸では信州そばがルーツとされる江戸そばが大変な賑わいを見せる。 江戸で1789年に信州の行商人が信州更科蕎麦屋を始めたのをきっかけに、藪そばと共に江戸中にそばが広まった。
2021-05-14
18
道の駅米沢
名物の米沢牛や米沢ラーメン、さくらんぼなどの旬の農作物、観光情報がたくさんあります。米沢土産も豊富に品揃えされています。2018年にオープンしたばかりの綺麗な内装と広い休憩スペースや駐車場があり、ICからも近いため地元から県外の人まで多くの方に利用されています。トイレが広くてきれいなので、よく利用します。
2021-05-05
19
九月の增産暦(『西塩田村公報』第10号(1943年8月25日)2頁)
農會欄の記事。 以前の記事にも記載されていた気象状況の悪さが影響している。作物の病気が発生しており食糧不足の中でとても厳しい状況になっていると考えられる。 また肥料の不足も起きておりやるべき事が多くなっていると思われる。 ▼この記事は以下から参照できます。 #946
『西塩田村公報』第10号(1943年8月25日)2頁
2021-01-27
20
虫牙虫発生と防除法(「西塩田時報」第4号(1946年11月25日)1項
私は、この記事が面白いと思った。この記事には、この時代の農作物情報も載っており、豆牙虫の防除方法まで書いてある。 また、この時代にこの虫のせいで大きな損をしたことも書いてあり、時代背景が良くわかる記事だなと思った。 この記事は以下から参照できます。 #963
『西塩田青年団報』第4号(1946年11月25日)1頁
2020-12-14
21
信州上田学A2020⑨地域資料の活用
オンデマンド講座
▼第9回6/24講座(市民開放講座第7回) 講師:前川道博(長野大学) 72分
本日の資料
記録日: 2019/06/24
地域デジタルコモンズメインサイト
みんなでつくる信州上田デジタルマップ
http://d-commons.net/uedagaku/
信州上田学Aにおける「授業目的公衆送信補償金制度」活用
「信州上田学A」では、地域「上田」を学ぶ上での最も基
2020-09-03
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佐久市の桃源郷
平尾山山麓に広がる桃の産地であり、佐久市平根地区の桃源郷とも呼ばれている。 5月初旬ごろにはピンク色の桃の花が咲き誇る。 遅摘みの桃として7月末ごろから出荷が始まり、鮮やかな色・豊満な味や香りには、紫外線が強く高冷地特有の気象条件が関係しているようだ。
2020-08-06
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旬・新鮮!手軽な直売所
りんご畑の広がる道沿いにあった無人の直売所である。 りんごはもちろんのこと、今が旬のプルーンやその他新鮮な農作物や加工品が手に入る。 自動販売機と同様に短時間で、かつ新鮮・旬な物が手に入り、手軽に利用できる点が良い。
2020-08-06
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