信州上田学・地域連携パートナー事業アグロフォレストリープロジェクト活動記録2
信州上田学〜地域連携パートナー事業アグロフォレストリープロジェクトでは、長野大学地域づくり総合センターと(一社)信州上田里山文化推進協会が連携して、古くから自然と調和していきてきた先人の知恵を伝承し、次世代の若者が地域資源を活用して自らの力で未来を開いていくための人づくり、地域づくりを行っています。
塩田平・別所温泉地区を中心に、上田市は、「レイラインがつなぐ太陽と大地の聖地〜龍と生きるまち」として、日本遺産になっています。学生たちも龗や九頭竜大権現を祀る男神岳、女神岳に抱かれた民話や雨乞い祭り、文化財について学びました。
今年の8月、10月には、ボランティアガイドの会など他の地域団体とも共同して、日本遺産に認定された塩田・別所地区の文化財についてレイラインの観点から方位や日の出日没の角度などを測定する調査に参加しその成果をMapに反映しました。測定結果として、別所神社の神楽殿は冬至の日の出、常楽寺本殿は立冬の日の出、皇子塚は夏至の日の出などのレイラインを意識した建築になっていること等がわかりました。若者が自ら新事実を発見し、愛着を感じ、絵地図をとおして地域に知らせていくことで、地域の価値の再発見に貢献できればと思います。
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投稿者 | フルール |
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