堀から鉄路、遊歩道へ(公園前駅跡)

堀から鉄路、遊歩道へ(公園前駅跡)

切通しの底にある、立派な石のトンネルと低い石積みのホーム。

ここは公園前駅の跡。
元々は上田城の二の丸掘りであったところに、1927年に真田傍陽線が通された。
トンネルに見えるのは上田城址公園への橋で、側面上部には電線を通すための碍子(がいし)も残されている。

廃線後、現在はケヤキ並木遊歩道として整備され、人々の憩いの場所となっている。

城の守りの要から人々の生活の足へ、そして憩いの遊歩道へ。
不思議な人生(土地生?)もあるものだ、と考えた。

登録日:2020-06-22 投稿者:小谷健人
地区コード上田地域(上田市)
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