美味だれ焼き鳥の歴史

美味だれ焼き鳥の歴史

日本が高度経済成長期だった昭和30年代、上田市の産業も大きく発展していました。まちは働く人たちで活気にあふれ、その活気は仕事終わりの時間も収まることはありませんでした。そんな活気ある時代、上田では多くの人が家路に着く前の時間を焼き鳥店で過ごしていました。そして、家で待つ家族のためにその焼き鳥をお土産に持ち帰るというのも日常的な風景のひとつでした。

需要とあわせて焼鳥店の数も次第に増えるなか、鳥正の初代店主である宮下正三氏が、焼き鳥の新しい食べ方を考案。焼き鳥にニンニク醤油だれをかけて食べるという方法を、仲間と相談しながら作り上げたといわれています。その食べ方は見る見るうちに上田中に広がり、新しく店を出す人々も、タレの味を覚えるために修行に入ったり、味を盗むために通い詰めたりしていたそうです。

そうやって、いつの間にか定着したこの焼き鳥の食べ方は、家族で焼き鳥を食べに行く習慣や、焼鳥店に行ったことがない人も、お父さんの持ってきてくれた焼き鳥を夕食のおかずとして食べていたりと、50年以上経った現在も、世代を越えて、変わらず地元の味として多くの人々に楽しまれています。

https://oidareyakitori.jp/about 引用

登録日:2022-01-28 投稿者:moroco
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