老中としての松平忠固

老中としての松平忠固

出典:横浜美術館「コレクション紹介」https://yokohama.art.museum/collection/collection.html
 
 忠固は、すでに日米和親条約の頃から閣内で交易通商論を唱えており、ペリーとの条約交渉の当初から交易通商を条約に含めようとしていた。そこに立ちふさがったのが徳川御三家の水戸の前藩主で、尊王攘夷思想の震源徳川斉昭である。日米和親条約調印の翌年、斉昭によって失脚に追い込まれたもののハリスとの通商条約交渉に際して忠固は老中に復帰し、井伊直弼の調印には勅許を必要とするとの訴えを押し切って調印を断行した。その後責任を負い失脚した。
 以上の老中としての行動からは、忠固の信念強さがうかがえる。

登録日:2022-02-08 投稿者:yo-to
地区コード上田地域(上田市)
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