2 文明開化

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この時代は西洋の文化が日本に浸透し始め、現代につながる様々な変化が生じた時代です。
食や服飾、建築などの文化において西洋の要素を取り入れ、模倣し、日本のものを取り入れるなどをして洋風に変わっていきました。

服装に関しては軍人や役人、上流階級の人の間には制服や礼服として早くから洋服が広まっていきました。庶民の間では着物が一般的であり、外で洋服を着ている男性も家では和服に着替える等の例もあったそうですが、髪型は明治に入り大きく変わりました。「散髪令」によってちょんまげを切ることが強制されました。男性は誰もが洋風の短髪になり、それに合わせて山高帽などの帽子も流行るようになりました。
女性は明治に入っても着物に日本髪が主流でしたが、化学染料を使った染物や西洋風の模様が取り入れられ、着物の柄、色が華やかになっていったのが特徴です。また、「袴にブーツ」や「着物にショール」などの和洋折衷スタイルが好まれました。

食事に関しては、上流階級の晩さん会などでは西洋料理が増えましたが、庶民が普段自宅で食べるのは和食が中心でした。そんな中で庶民の中では「牛鍋」や「あんぱん」などが流行しました。さらに明治中期には西洋のダイニングテーブルを日本の座法に合わせて作り直したちゃぶ台が登場します。西洋化に合わせて、食事の習慣も変化していきました。

登録日:2022-02-08 投稿者:
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