加賀市の年表資料について

・調査理由と方法
今回、私は自身の地元である石川県加賀市の年表資料についてどうなっているのかを探求することにした。このテーマを選択した理由として、「地域情報メディア論」の講義を受講し地域メディアのオープンデータ化やデジタル化について学んだことで、自身の生まれ故郷では年表資料などはどのように扱われているのか(例えばデジタル化しているのか)、さらにはそれらの資料を有効に活用することが出来ているのかなどに対して興味を持ち、調べてみたいと感じた為である。今回は調査方法として講義内でも言及されていた「国立国会図書館デジタルコレクション」や加賀市のホームページなどを利用した。下記にその探求結果を記載する。

・調査結果
結論から言うと石川県加賀市の年表資料についてはそもそもデジタル化されていなかった。加賀市が制作したホームページにはそれらしい項目は存在せず、国立国会図書館デジタルコレクションで検索をかけてみたもののそれらしいデータがヒットすることは無かった。ここで少し心残りなのが今回の調査で私は仮に年表資料がデジタル化していなかった場合は紙媒体での年表が存在しているのか、存在していれば自身でそれをデジタル化することまでを目指していた。しかしコロナの感染者再増加によって県をまたいでの移動が憚られる状況となりその部分の調査が上手くいかなかった。これで終わってしまうのは少し悔しいため状況が落ち着き次第、個人的に探索を再開したいと考えている。

・感想と余談
年表資料に関しての探索結果は上記のように終わってしまったが、しかし発見したことがある。それは加賀市にはスマートシティ課という課が存在しており、いろいろな統計や資料などがオープンデータ化されていたということである。ただこのデータが活用されているのかと言われると少し怪しいためこのデータの活用方法について少し考えていきたい。加賀市が公開しているオープンデータはカテゴリーで分けられており、かなりの数が存在しているが、特に加賀市の文化財一覧というデータは学校での地域学習の教材としては適役ではないだろうか。この中から気になる文化財を選択し調べたり、実際に見学に行ったりするのは良い学習になるのではないだろうか。また観光施設一覧や公衆無LANアクセスポイント一覧というデータも存在していた。これらを観光客向けにもっと分かりやすい形で公開すれば観光の推進に一役買うことが出来るだろう。そのほかにも公衆トイレ一覧から指定避難所の一覧まで様々なものがcsv形式などでオープンデータとして公開されていた。しかしその認知度は今回の機会が無ければ私も知らなかったであろうと思われるほどには低い。加賀市にはただオープンデータを公開するのではなくそれとセットで活用法も考えてほしいと感じた。

・参考資料
加賀市オープンデータポータルサイト (2022年8月9日閲覧)
http://opendata-portal.city.kaga.ishikawa.jp/www/index.html

登録日:2022-08-10 投稿者:J20049
ハッシュタグ
(キーワード)
    ライセンスこのライセンスは原作についてあなたに対するクレジットの表示を行う限り、あなたの作品をリミックスし、改変し、あなたの作品を使って新しい作品を作ることを許すものです。これはもっとも懐の広いライセンスです。ライセンスされた資料の流通・利用の最大化のためにお勧めしています。 表示(BY)
    投稿者J20049
    管理番号8
    カテゴリ名私の地域探究
    トップにもどる
    地図で見る
    情報を探す
    キーワード
      同じキーワードを持つ記事