1 |  | 明治時代のお洒落と色 |
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婦人の装飾には二方面があり、そのいずれもおざなりにはできない。二方面とは第一が肉体の美、第二が服飾の美とある。
肉体の美とは、紅を塗り白粉を施しあるいは肉色を麗しくはせ、あるいは穢れを着けず、あるいは手の指を美しくさせ、あるいは爪紅を入れあるいは顔立ちによって白粉の塗り方を違える。
顔色を良くする化粧や、顔立ちによって化粧を変える等は現代と共通していることがわかる。
服飾の美とは髪の飾りから始めて、衣服、指輪、下駄など体の格好に応じて帯の締め方もあり、顔の色に応じて半衿や羽織などの色の去り嫌いもあり、良くも悪くもこれひとつでどうでもなる。とある。
顔の色に応じて服装や化粧を変えるのは、今で言う「パーソナルカラ | 2023-02-08 |