d-commons.net考察 その4 デザインと迷子

初めて信州上田デジタルマップを使った時の感想は「自分の現在地が分かりにくい」だった。

d-commons.netでは、トップページである親サイトと特定のユーザーの成果物を閲覧できる子サイト(以下マイサイト)で分類されており、親サイトから登録されている記事を検索し、気になった投稿者の成果物をもっと見たい場合はマイサイトへ飛ぶ、というのが主な流れである。流れとしては分かりやすいものだが、まだ洗練されていない部分は幾つか存在し、分かりにくさや混乱を産んでいるように思える。

例えば、記事から投稿者名をクリックすると、別タブで投稿者のマイサイトが表示される。この動作はごく自然のものだが、問題は親サイトとマイサイトのUIやデザインが統一されており、区別がつきにくい事である。
これにより、マイサイトへジャンプした場合、閲覧者は瞬時に状況判断ができないと思われる。親サイトとマイサイトのデザインは別のものにした方が、閲覧者は現在地が分かりやすく状況を飲み込みやすい。

この問題解決としては、
・色を変える(現在は双方とも水色)
・デザインの変更(マイサイトは大体「新着記事+水色のバー」が最初に目に入る。この部分や一番上の水色部分のデザインを変更する。)
・概要欄の追加(概要やプロフィールの編集を可能にする。〇〇のサイトという部分と検索項目の間ぐらいに設置)
等がある。

ただ、この問題は一部解決されているとも言える。「全部見る」ボタンに件数が表示されることになったため、親サイトより少ない投稿件数を見れば、直感的にメインページとは別の場所だと理解する事が可能である。
また、UIが共通な点も、同じ操作感覚で閲覧ができるという利点もある。
個人的には、後はデザインの変更さえあれば、親サイトとマイサイトの区別が付きやすくなると考えている。現に「マイテーマ」を設定することで赤色の帯やテーマを表示する事が可能であり、これだけでも親サイトとのデザインに一線を画すことができる。

共通のデザインの変更が鍵だと思われる。

登録日:2022-12-09 投稿者:シャオリン
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