(5/23 5/30 ゼミ記録) 子供たちの成果物を読んでみて

*限定公開していた記事を一部修正し再度投稿した記事です。
開発ミーティングの最中話題に出た某小学校で使用されているd-commons.netの記事を閲覧した。
校内探検という触れ込みで、各々校内の好きな場所や不思議に思った場所を撮影し、撮影した理由や紹介を添えて投稿するという流れである。一般公開はされていない。

この調べ学習は、生徒達の好奇心や探求心を育むだけではなく、校内の姿をそのまま写真に残すことができるため、後輩達の学習の手助けになる事も学校の歴史や風景を学ぶ資料としても活用する事ができる。
生徒達の記事は読んでいてとても興味深く面白かったし、意義のある学習だと感じた。

一通り読み終えて、このデジタルマップに必要だと思った機能はコメント欄である。その理由として、

1、質問ができない
2、投稿者の疑問に答えられない
3、評価やリアクションが行えない
4、誤字脱字の指摘(これはデジタルマップ上ではなく、然るべき場所で指摘すべきかもしれない)

の4つが挙げられる。

重要なポイントは、2の投稿者の疑問に答えられない事である。投稿者の疑問に解答できる情報を持っていても、伝える手段が無ければ投稿者の疑問は疑問のまま終わってしまい完全な知識の共有とは言い難い。
仮に口頭で解答を伝えたとしても、それは一過性の共有であり記録として残すことができない。

成果物へのフィードバックはやはり大切であり、リアクションによって学習はさらに深まる上、モチベーションの向上にも繋がる。一方的な投稿で終わらせてしまうのはとても勿体ない。
評価が可視化されてこそ学習だと、私は考える。

登録日:2022-07-26 投稿者:シャオリン
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