まとめ
ここまで戦後の上田の学習環境の変化を概観してきた。戦後の上田の学校を調べた所感として、戦後と現代で学生に求める理想像に重なる点が多々見受けられると考えた。学習環境を整える中で頻繁に「自由な学習環境」「個人の関心を尊重すること」が説かれており、このことから戦後は画一的な教育方針よりも、個人の裁量に合わせた柔軟性の高い教育環境を構築しようと奮起していたと考察した。このような観点は現代にも通ずるものがあり、個人の特性を活かし、のびのびと学ぶことができることを重んじる価値観は今も昔も変わらないのだと調べ学習を通して実感した。
なお、現代の学習方針と比較した見解として、現代では外国語学習を推進したり、個人の特性を重んじたキャリア教育がなされていたりすることから、現代では特に「多様性が謳われる社会で即座に活躍できる人材」となることを目指して学生に教育を施していると考えた。
戦後から現代へと移り変わる中で学習環境や重んじられる価値観に差異があるものの、その中でも重なる部分もあることは大変興味深いと感じた。これから学習環境がどのように変化するのか、今後の展望にも期待しながら学びを深めていきたい。
写真:http://www.school.umic.jp/ueda1/
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投稿者 | mm |
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