前回、別所を知っていただくため別所の特産物として売りだしている「まこも」について紹介した。
そして今回は、自分たちが育てた稲やまこもの葉の活用を紹介する。
別所でお世話に農家さんとおじいちゃんおばあちゃんに教えて頂きながら、私は「しめ縄づくり」を体験した。実際に作ってみて、昔の人はこんなに大変な思いをして手作りでしめ縄を作っていたのだと気づいた。まず乾燥させた稲を形を変えやすいように石などでたたいて柔らかくした。そして、すべて手作業で稲を手の上で転がすように編み込むことを繰り返して完成させた。手の上で転がすということが難しく、コツをつかむまでにとても時間がかかった。私は稲でしめ縄を作ったが、まこもの葉でも、同じようにしめ縄を作ることが出来る。
自分で頑張って作ったしめ縄は、より一層大切にしたいと思った。が、しめ縄は、「どんど焼き」で燃やして頂いた。元来、どんど焼きには 正月飾りや書初めなどを焼いた煙で体を清めることで一年の無病息災を願う という理由があったともいわれている。
写真は今回の別所でのしめ縄づくりと、別所のある地域のどんど焼きの様子である。
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