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34573Dで藤本蚕業歴史館をデジタルツイン化3Dで藤本蚕業歴史館をデジタルツイン化上塩尻にある藤本蚕業歴史館の新しい情報空間のご紹介です。 ★藤本蚕業歴史館ウォーク https://d-commons.net/fujimoto-walk/ 資料館はとても行きにくいし、行っても資料を見るのも大変です。このたびデジタル技術を使って、資料館まで行かなくても館内をバーチャルに歩き回り、資料にアクセスできるバーチャル空間にしました。本物の資料館がそこにあるかのように再現する技術を「デジタルツイン(デジタルな双子)」と呼んでいます。その試みです。長野大学前川ゼミの協力により藤本蚕業プロジェクトが制作しました。 皆さんもどうぞバーチャルな体験、資料へのアクセスをお楽しみください!2024-02-27
3442聖博物館・航空資料館2008/05/06聖博物館・航空資料館2008/05/062008/05/06の記録。 施設内の説明によると聖博物館は1965年に建設され、民俗資料等1300点が展示されています。航空資料館は麻績小学校の旧校舎を1971年に移築復元したものということです。麻績村の小さな博物館に航空機が展示されていることが唐突で面白い。2008年に訪れた時点で既に開館から37年が経過し、展示形態が旧態化した印象は否めませんでした。社会の価値観の変容、デジタル社会への変容などにより、麻績村の地域資料が数多く保存された貴重な施設であると同時に、地域や歴史を学習する博物館施設のあり方も見直されてよい。児童生徒が教室からこれらの展示にアクセスできたら、どれほど地域学習に役立つことかと思います。 Wikipediaによると2012年にリニューアルされたとのこと。現地を訪れ、時の経過の意味を感じてみたいと思います2024-02-15
3372京都の三十三間堂(蓮華王院本堂)京都の三十三間堂(蓮華王院本堂)京都国立博物館の真ん前にある三十三間堂も見学をしました。三十三間堂を訪れたのは学生の時以来40年ぶりぐらいになります。御堂の中に立ち並ぶ観音像の物量(1001体)が醸す景色は壮観です。 ここは昔から「三十三間堂」の名前で認知してきましたが、正式には蓮華王院の本堂とのこと。三十三間(げん)は言うまでもなく長さを名称に表したもの。118メートルあると言います。とにかく長い。唯一無二のユニークな本堂です。2023-11-20
3371京都国立博物館、文化的景観の借景京都国立博物館、文化的景観の借景京都国立博物館/特別展「東福寺」 東洋音楽学会が京都で開催されたことのついでに京都をプチ観光してきました。ちょうど紅葉真っ盛りの観光シーズンの土日と重なり、京都は物凄い数の観光客で溢れていました。外国人観光客の多さが特に目を引きます。 問題はキャリーケースの置き場がないこと。京都駅にも各所にコインロッカーはありますが、全て塞がっていました。キャリケースを持ったまま、観光に出かけるには限界があり、プランBに変更。キャリーケースをガラガラ引っ張ったままで行けるところまでウォーキングするプラン。目的地を京都国立博物館に定め、市内のぶらぶらウォーキングも楽しみました。京都駅から徒歩23分です。ぶらぶら歩くにはほどよい距離。 京都国立2023-11-20
3342キモノマルシェin上田2016 プレイバックキモノマルシェin上田2016 プレイバック毎年恒例の「キモノマルシェin上田」は2016年、重要文化財「常田館製糸場」を会場に10月22日に開催しました。 長野大学前川ゼミも運営に協力しました。前川はキモノアカデミー「信州の蚕糸を知ろう」でミニ講座「蚕糸王国信州への誘い」を実施しました。大勢の方にご参加いただき、製糸場施設であった常田館製糸場も併せて見学案内をしました。 隣のコーナーでは岡谷蚕糸博物館の林さんによる真綿づくり、糸取りのデモがあり、こちらも大盛況でした。昔行われていたことも現代で知る人は少なく、前川ゼミの学生もこのパフォーマンスに釘付けになっていました。2023-09-27
3329岡谷蚕糸博物館を視察、意見交換岡谷蚕糸博物館を視察、意見交換岡谷蚕糸博物館 先日9/1、前川ゼミの学生と岡谷蚕糸博物館を訪問し、バックヤードの視察、所蔵資料のデジタルアーカイブ化に関する意見交換を行ってきました。 博物館の業務は一般的には資料収集・保存、調査研究、展示が主になります。現代においては社会のデジタル化が進展し、博物館法も改正され、登録博物館に対してはデジタルアーカイブ業務が義務付けられました。GIGAスクールが全国で実施された状況も重なり、デジタル社会への博物館の対応は待ったなしの課題です。その先に博物館DX (Digital Transformation)があります。その方向を視座に入れていくことがこれからの博物館には求められます。言い方を変えると、これまで以上に博物館を利用する人が増える、利用形態はネットなども使ったハイブリッドな形態とな2023-09-04
3323山形視察、デジタルミュージアムに向けて山形視察、デジタルミュージアムに向けて山形では恒例の花笠祭りの前日8/4、山形を訪問して来ました。 県立図書館、県立博物館、そしてDX推進本部のみらい企画創造部を訪問し、デジタルミュージアムに関わる課題・ニーズを調査しつつ、デジタルミュージアムの方向性を提案するのが大きなねらいです。前川ゼミの「メディア環境プロジェクト」の一環として学生のT君と一緒に訪問しました。 DXをにらめば単館や個別の市町村でアーカイブをどうのこうのと言ってがんばればいいというものではありません。オープンでフラットで平易なプラットフォームがあってDXの地平が開かれます。DXに対応できる人材育成も重要な課題となります。DX社会の夜明けは近いがまだまだと実感して来ました。2023-08-24
3177所沢航空発祥記念館所沢航空発祥記念館所沢航空発祥記念館を訪れました。航空マニアの少年少女にとってはたまらないほどに面白い施設なのではないだろうかと思いました。日曜日、多くの子どもたちが訪れていました。父親よりは母親同伴が多い。女の子もいるけれども総じて男の子が多い。 とは言え、あまり航空機にインタレストがない私には正直なところ、面白がりようがない、というのが正直な感想です。妙に冷めた感じで館内を見学してまわりました。インタレストがないとはこういうことか、という得難い体験をさせてもらったという感じです。 ★所沢航空発祥記念館 https://tam-web.jsf.or.jp/ 開館は1993年とのこと。かれこれ30年近くが経過したことになります。この後訪れた角川武蔵野ミュージアムも同じミュージアムな2022-06-05
3175角川武蔵野ミュージアム、ミュージアム概念の革新角川武蔵野ミュージアム、ミュージアム概念の革新角川武蔵野ミュージアム https://kadcul.com/ 角川武蔵野ミュージアム(所沢市)には心地よくインスパイア―されました。社会のデジタル化が進み、社会が知識循環型に大きくパラダイムシフトしつつある現代において日本ではその兆しすら見えにくいというのが実情です。そのような現代において、思うように進まないМLA(Museum, Library, Archives)連携をいとも簡単に乗り越え、しかも古臭い施設の既成概念をひきずることなく、誰もが知的に楽しめる、そして親しめる新しいタイプのミュージアムを具現化しています。見事というしかありません。 産業の斜陽化が止めようがない出版業界の雄でもあるKADOKAWAが世界の知識体系・知識環境がデジタル化により否応なしに再編されつつあるアートや文化のコンテン2022-06-05
3174さながらワルハラ城、角川武蔵野ミュージアムさながらワルハラ城、角川武蔵野ミュージアム所沢に出現した巨大な石造りのように見える城塞。何だと思いますか? 現代の都市環境に石でできた堅牢な城塞に見えます。周辺の都市環境の中で、一際目立ち、異物感があります。誰もが「なんだ、あれ」と思って見てしまうインパクトがあります。さながらワルハラ城。ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』のあの神々の城を真っ先に連想しました。あの隈源吾さんの建築デザインとは後から知りました。 角川武蔵野ミュージアムはこの異物感のある建築ばかりでなく、施設のコンセプト自体が常識を覆す画期的なミュージアムです。建物から歌舞いて(とんがって)います。松岡正剛さんが館長。ホームページを見ると、松岡正剛館長がいかにも、という感じで、そのコンセプトを披露しています。これは面白い! ★2022-06-05
3168『埋もれた歴史』自費出版の労作『埋もれた歴史』自費出版の労作今から3年ぐらい前になるのかな? ふだんは翻訳のお仕事をされている東郷えりかさんが歴史の探求で上田市に来られてその時にお話をお聞きし、上田市教育委員会にご案内しました。その探究成果を『埋もれた歴史』という書籍にまとめられました。それが2年前の2020年です。 書籍の表紙の写真にご注目ください。馬に乗る人物が最後の上田藩主松平忠礼です。その傍に佇む方が東郷さんの高祖父の方になります。この方は「門倉伝次郎[LINK]」です。『上田市史・下巻[LINK]』(1940年、1238~1239頁)に記されています。 幕末、上田藩上屋敷は隅田川に面した浅草瓦町、幕府の御蔵のすぐ隣にありました(「2022-05-08
3131地域資料のデジタルアーカイブ化に向けたMALUI連携実現の課題地域資料のデジタルアーカイブ化に向けたMALUI連携実現の課題日本教育情報学会第37回年会・研究発表 地域資料のデジタルアーカイブ化に向けたMALUI連携実現の課題   2021年8月28日   前川道博(長野大学企業情報学部教授) 2021-09-09
3030信州が蚕糸王国ってホント? ポスト蚕糸業(産業)の視点から信州が蚕糸王国ってホント? ポスト蚕糸業(産業)の視点から信州が蚕糸王国ってホント? ポスト蚕糸業(産業)の視点から(講演採録全文) 講師:前川道博(長野大学企業情報学部教授) ▼元の講演はコチラ https://youtu.be/yS-xdWDMTwE?t=2779 信州学「信州の蚕糸業とシルクロード」講座 第2回  2016年10月6日/まちなかキャンパスうえだ

【1】蚕糸業って何? 蚕種製造、養蚕、製糸

■そもそも蚕糸業とは?

 今回、この講座は、多くの方に、後からも学習していただけるように、ということで、オンデマンド配信することを想定していますので、全く初めての方がこれを見ると「えっ? 蚕糸業って何?」、そういう基本的な疑問ですね。これを最初の方は誰もわからないわけです。その辺のところも含めてお話をさせていただきたいと思います。
2021-07-15
3002「渋澤栄一と小諸商人」展「渋澤栄一と小諸商人」展NPO糸のまち・こもろプロジェクト代表の清水寛美さんが中心となり企画展示「渋澤栄一と小諸商人」を小諸本町のゆもと京都屋呉服店で開いています。7/3、会場を訪れ清水さんをはじめ関係の方々とお会いしてきました。 清水さんは、長年、小諸の蚕糸業や着物と関わる探求をされてきました。関係の資料も収集され、唯一無二の一次資料も相当数あります。さまざまな文献・論文等から小諸と関わりのある情報源を渉猟され、カテゴリ別に分けて展示構成をされています。何と言っても驚くのは資料の物量と展示構成のキュレーション力。博物館の学芸員でもここまで探求しキュレートできるものでもありません。一個人がこれだけのキュレーションをされたことが驚きです。 展示のコーナーは次のように構成しています。 ●製糸業コーナー ●絹業2021-07-09
2558[14/09/11]日向畑遺跡と松尾城跡登り口[14/09/11]日向畑遺跡と松尾城跡登り口『真田氏資料集』(上田市立博物館)によると日向畑遺跡が発掘されたのは1971年。それほど昔でないのが意外です。「古くは真田氏の菩提所であったと伝えられる常福寺の跡M」にあたり、「幸隆以前の真田一族の墓地ではないかと考えられている」。 真田氏の古い居館跡とされていることから、日向畑遺跡がその墓所であるとするのは最も順当な推定です。歴史の未知の領域に一歩踏み出したかのようなワクワク感を感じる遺跡でした。 なお、日向畑遺跡は松尾古城の登り口にもなっています。背後の山が古城であるということもさらにそのもっともらしさを後押ししているようです。2021-05-01
1433勝俣英吉郎と上田市民大学勝俣英吉郎と上田市民大学上田市の勝俣英吉郎は蚕都上田の絶頂期に当たる1922年、第2代市長となり文教に重点を置いた施策を次々と実施します。その一つに「上田市民大学」があります。勝俣自身、上田自由大学の聴講生でもあり、「先ず郷土を知れ」の信条のもと、後に『上田市史』(1940)を執筆する藤澤直枝を起用し、地域に密着した学習を奨励したと言います(下記参照)。 地域学習の原点としても顕彰される実践です。 ----------------------------------------------------- 上田市民大学開講  上田自由大学の聴講生だった勝俣英吉郎は大正十三年七月、市長に就任すると同年九月に上田市民大学を発足させました。勝俣は図書館の充実、市営運動場建設、徴古館(現上田市立博物館)の開館など社会教育重視の施策を打ち出しましたが、市民大学開講もその一つでした。「先ず2020-08-25
1066歴博の「上塩尻」蚕種製造に関する展示歴博の「上塩尻」蚕種製造に関する展示2017/10/15、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館(歴博)を訪れてきました。目的は、上塩尻の蚕種製造に関わる展示を見学するためです。展示場所は第三展示室の「知識と技術」のコーナーです。 「蚕を飼う」「養蚕技術の普及」「桑の葉の収集」「『蚕書の里』上塩尻村」「商品と技術と風雅の交流」「繭の歴年標本」「世界に知られた日本の養蚕技術」というパネル構成です。このうち、「繭の歴年標本」は奥州本場蚕種の梁川の展示。他は全て上塩尻です。 資料として展示されているものは次のとおりです。 ・清水金左衛門『養蚕教弘録』1847 ・清水金左衛門『養蚕乾湿計用方』メガルカヤを利用した養蚕乾湿計 ・座間神社句合わせ ・いははな集 1800年 ・「いははな集」参加村と蚕種の行商先 など。 展示は杉仁氏の著作『近世の地域と2020-07-18
1056「UEDA SILK展」で気づく上田紬のカジュアル感「UEDA SILK展」で気づく上田紬のカジュアル感2019/9/27、上田市武石にある武石ともしび博物館に「UEDA SILK展」を見に行ってきました。8/2~10/27の期間開催されています。 武石ともしび博物館は武石地区の小高い丘の上にあり、立派な日本庭園を備えた回遊式の博物館です。大きく3棟に分かれています。 「UEDA SILK展」では上田紬をメインに、上田の蚕種・養蚕などに関わる展示もされていました。上田紬の展示は、小岩井紬工房の小岩井カリナさんの作品を中心に構成されていました。「紬」と言えば、結城紬、大島紬が有名です。「日本三大紬」と呼ばれることもあります。では3つ目の紬はと言うと、地元上田の方でも知らない方がいます。もちろん「上田紬」です。なぜ、結城紬、大島紬に対して、上田紬の知名度が低いのか。上田の活性化ということからも、地元の伝統工芸の発展ということ2020-07-18
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