戦後の上田

日付:戦後(1945年以降) 作成者:toshichan

戦後まもない上田ではどのようなことがあったのか?西塩田時報、親族の話をまとめてみた。

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家庭生活の民主化から

家庭生活の民主化から

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この記事では終戦後の民主化政策に困惑する女性の意見を知ることができる。男性よりも女性が教育を受ける機会が少なかった当時の状況で「男女同権」を主張する民主主義に対して女性にはあまり受け入れられなかったようだ。

『西塩田青年男報』第5号(1946年12月25日)第一頁より


小学校でのくじ引き

小学校でのくじ引き

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祖母の通っていた小学校では進駐軍が児童をグラウンドに集めてくじ引きによって物資を配給していたそうだ。ノートなどの学習道具が多かったが高価な景品だと靴があったらしい。


食糧難

食糧難

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当時の上田は全体的に食糧が不足していたが、田んぼや畑を所有しているごく一部の人たちは周りに比べると豊かな生活をしていたそうだ。

祖母の話より


貰い風呂

貰い風呂

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戦後の日本では持ち風呂の所有率が低く、祖母の実家では「貰い湯」をしいたそうだ。東京特殊電線という会社では無料で大衆浴場を開放していたためよく利用していたらしい。

祖母の話より


戦後の選挙

戦後の選挙

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1947年4月25日金曜日には第23回衆議院議員選挙が行われた。この時期から民主化に向けて選挙運動が活発に行われていたことがよく分かる。


『西塩田時報「戦後」』第4号(1947年4月20年)1頁


新憲法とポツダム宣言

新憲法とポツダム宣言

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この記事ではこれまでの明治憲法を否定し、新しい日本国憲法を肯定してどのようなメリットがあるかを詳しく解説している。終戦を迎えてから2年後に刊行された記事であるが、国民にはあまり定着していなかったことがよく分かる。


『西塩田時報「戦後」』第5号(1947年5月20日)2頁より


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