常田館製糸場

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国指定重要文化財にされた「笠原工業旧常田館製糸場施設」を見学しに行きました。構内には建物15棟が現存されていて、その内7棟が重要文化財として一般公開されています。昔のままの木造の繭倉庫は圧巻でした。機械などはありませんでしたが、当時の技術を知ることができました。展示品もあり、なんだか心が和みました。
常田館製糸場は1900年(明治33年)に創業し、110年余り、製糸業の隆盛と衰退の中で、製糸工場建物は増築、取り壊し、焼失、改築、移転、用途変更等の紆余曲折を経ながら今に至ります。現在はスチロール製品を製造しています。3階繭倉庫と5階繭倉庫は、多窓式と呼ばれる自然乾燥を前提とした繭倉庫の形式である一方で、4階繭倉庫と5階鉄筋繭倉庫は密閉
式の繭倉庫であり、大正時代以降は乾燥機の発達により通風による乾燥が必要でなくなったことを物語ります。長野県で発展した多層の木造繭倉庫群を有する近代機械製糸場工場の遺構として、重要な建物です。

登録日:2022-11-30 投稿者:宮下
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    カテゴリ名2022信州上田学テキスト
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