常田館製糸場

常田館製糸場

嘉永5年(1852)諏訪郡平野村(現岡谷市)に生まれた笠原房吉は、開通したばかりの信越線上田駅に近いこの地に、明治33年(1900)「常田館製糸場」を創業した。常田館製糸場は、かつてあった講堂・劇場や病室は失われてしまっているが、近代製糸工場の前途の特徴を示す建物群がまとまって残っているのは県内ではここだけである。国内最高層の木造5階建繭倉庫、大正時代末の鉄筋コンクリート5階建て倉庫群などは製糸技術が発達した時代の先人達の工夫と知恵の足跡が歴然と残り、学術的にも貴重な文化遺産になっている。

「参考文献」
http://www.kasahara.co.jp/kasahara/tokidakan/

登録日:2022-02-08 投稿者:キュウ
地区コード上田市
ハッシュタグ
(キーワード)
ライセンスこのライセンスは原作についてあなたに対するクレジットの表示を行う限り、あなたの作品をリミックスし、改変し、あなたの作品を使って新しい作品を作ることを許すものです。これはもっとも懐の広いライセンスです。ライセンスされた資料の流通・利用の最大化のためにお勧めしています。 表示(BY)
投稿者キュウ
管理番号9
カテゴリ名私の地域探究
トップにもどる
地図で見る
情報を探す
キーワード
同じキーワードを持つ記事
上田蚕種協業組合事務棟

上田蚕種協業組合事務棟

上田紬

上田紬

越屋根

越屋根

蚕とは

蚕とは

蚕都

蚕都