蚕の歴史、蚕とは何か、上田の製糸場について、などが書かれています。これを見て少しでも蚕に興味を持っていただければと思います。
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小学生の頃、何気なく蚕を学校で育てていた。しかし、蚕についてよく知らなかったのでこのテーマにした。
蚕の歴史や蚕の糸から作られる製品などを中心に探求していきたい。
関連のあるWebサイトを調べたり、できれば実際に製糸場に訪れたいと考えている。

江戸中期の寛保2年、奥州(福島県)でのこと。福島の蚕種家、遠藤氏が自家で製造した蚕種(蚕の卵)を「蚕都」と命名。この蚕種を遠藤氏と親交のあった上田藩上塩尻村の塚田与右衛門が仕入れ、当地近郷で販売したことから「蚕都」の名が上田小県で知られるようになった。
「参考文献」画像 https://www.tamarokuto.or.jp/blog/rokuto-report/2020/09/05/kaiko25/

蚕とは、蝶や蛾の仲間で鱗翅目カイコガ科に属する昆虫である。幼虫が作る繭から絹糸をとるために人が飼育していた虫である。主に、くわの葉を食べて育っていく。生まれてから約30日程度で営繭(繭を作ること)になる。蚕の成長はとても速い。
「参考文献」https://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/gmo/kaiko/kaikobio.pdf
https://mirusiru.jp/nature/animal/kaiko

越屋根という二階建ての建物があり、これは蚕を育てていたいという特色である。越屋根は換気や光を取り込むために作られた。蚕糸業が盛んだった上塩尻、下塩尻、秋和にはこの越屋根の建物が、多く残っている。その地域が蚕を育てていたという特徴が見て分かるので見つけてみると面白いかもしれない。
「参考文献」https://d-commons.net/uedagaku/detail.php?c=17&p=4661
https://ueda-navi.jp/hokkoku-kaido/spot/public/992

蚕の絹糸は上田紬となって商品化されている。
上塩尻にある小岩井紬工房では実際に上田紬で商品を作り、売り出している。例えば、名刺入れ、ピアス、ネクタイなど、様々な商品がある。どの商品もキレイでデザインにも優れているものが多いので買いたくなる人もたくさんいるのではないでしょうか。小岩井紬工房に行く道のりには蚕を育てていた特徴のある越屋根の民家が多くあるのでそこも注目です。
「参考文献」
http://www13.ueda.ne.jp/~koiwai-tsumugi/

嘉永5年(1852)諏訪郡平野村(現岡谷市)に生まれた笠原房吉は、開通したばかりの信越線上田駅に近いこの地に、明治33年(1900)「常田館製糸場」を創業した。常田館製糸場は、かつてあった講堂・劇場や病室は失われてしまっているが、近代製糸工場の前途の特徴を示す建物群がまとまって残っているのは県内ではここだけである。国内最高層の木造5階建繭倉庫、大正時代末の鉄筋コンクリート5階建て倉庫群などは製糸技術が発達した時代の先人達の工夫と知恵の足跡が歴然と残り、学術的にも貴重な文化遺産になっている。
「参考文献」
http://www.kasahara.co.jp/kasahara/tokidakan/

大正5年地元の蚕糸業の関係者たちによって設立したのが上田蚕種株式会社だった。現在の事務棟・採卵室など主要な建物が翌6年に完成した。その後、昭和45年から現在の社名となった。最盛期には22万箱の蚕種をこの組合から出荷していた。この場所は養蚕業を支えた歴史ある建物。
「参考文献」
https://museum.umic.jp/bunkazai/document/dot25.html