2022/07/03
秋山郷、切明温泉【河原露天風呂】へ。
秋山郷は長野三大秘境の1つで長野県と新潟県にまたがる地域。(長野県5地域、新潟県7地域)
上田から高速道路を使って、約2時間半ほどでついた。
今回のこの旅は、機会があり最近知り合った大学生のお友達と二人で行った。道中、長野三大秘境をすでに2つ回っているお友達の話は非常に面白かった。
この投稿からいくつか秋山郷の投稿をしていきたいと思う。
まずは、やはり温泉!!
というわけで切明温泉【河原露天風呂】!
名前の通り、川に温泉が流れていた。触ってみるとなんと適温!!!!!
しかも川の一部分のみが温泉であり、そのほかの場所は普通の川の水だった。
注目してほしいのは三枚目の写真。
苔がたくさん茂っている。その苔を剥がすと中から無数の気泡があふれでてきた。
一番風呂に入ると、体に無数の気泡がつくのと一緒なのかな、と考えていた。
事情があり、温泉には浸かれなかったが
非常に素敵な場所だった。
2022/07/03
続いては、秋山郷【見倉集落】。
見倉集落は秋山郷でもっとの小さい集落の1つ。
集落内におうちが4軒のみ、と凄く小さな集落だった。
まさに秘境の集落という感じがした。
見倉集落は集落内にお墓がある。
それに加え、田んぼ・畑・ニワトリもいる。
集落内、いや家の周りに生活の全てがそろっている。
生まれてから死ぬまでの全てが集落内にそろっている。
(ここからは自分が思ったこと、感じたことなのだが)
見倉集落を見ていると、私を含む現代の人は
明らかに“生”と“死”を遠ざけ過ぎているのではないかと感じた。
生まれる瞬間は病院で生まれ、死ぬときも病院で死ぬ人が多い。私たちの身近な生活で“生”や“死”を実感する事は極端に少ない。
見倉集落を見ると、良い意味で“生”や“死”を身近に実感することができた。さらに言えば、集落内の人々にとって“生”や“死”は私たちよりもずっと身近なものであると思う。
集落内の人々は、“生”と“死”が身近だからこそよく知っているコトとして生きる意味を考えることなく理解する事ができる。
話が大きく逸れたが、
生きている理由が分からない、何もやりたいことがないといった人々(私の周りにも何人かいる)は
“生”と“死”が身近にない、未知のものであることも理由の1つなのかなと思う。
秋山郷で少し奥まで行ってしまい、
同じルートで帰るのもな〜と思い地図を見ていると
「南魚沼」の文字が!
何故か知らないが「みなみうおぬま」の響きに惹かれ車で向かう。
何があるんだろ〜と、ワクワクしてとりあえず南魚沼中心地へ。すると、近くに【牧之通り】という街並みが!
夕方だったのでお店はほとんど閉まっていたが
古き良き街並みだなぁ〜と思い歩いていた。
しかし、少し疑問が。
古き良き街並みな感じはするが、新しすぎる。
建物を近くで見ても、
全くと言っていいほど劣化していない。
よく考えてみると、【牧之通り】は住宅街の中に急に一部分だけある。
調べてみると最近できたみたい。
元々、宿があったのだがそれを改修したよう。
あくまで自分の意見だが、
これから旅行先として需要があるのは
「ツクリモノ」ではなく「ホンモノ」だと思う。
もちろん、今はない昔のものを再現している「ツクリモノ」は非常に良いと思うしあるべきだと思う。
しかし、「ツクリモノ」が「ホンモノ」に勝ることはないのかなと、個人的に感じる。
前回投稿した芦田宿のような「ホンモノ」がもっとPRできる手段があればいいなと思う。