上田飯『美味だれ焼き鳥』

日付: 作成者:やっさん

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はじめに

はじめに

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信州上田の名物の歴史をたどってみたいと思い
一番最初に思いついた『おいだれ焼き鳥』について今回調べてみようと思った。

余裕があれば、実際に取り扱っているお店に出向いてみたいと思う。


そもそも「おいだれ」とは

そもそも「おいだれ」とは

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画像:https://nagano-shodan.com/foods/908

「おいだれ」とは漢字で「美味だれ」と書くおいだれ焼き鳥のキモとなるものである。

もともと上田地方の方言の「おまえたち」を意味する「おいだれ」に「美味しいたれ」と「追いだれ」をかけて命名された。

すりおろしたニンニクをたっぷりと入れた醬油ベースのタレが基本である。お店や製造メーカーによって生姜が加えられたりと差異がある。


おいだれ焼き鳥の歴史

おいだれ焼き鳥の歴史

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画像:焼き鳥 鳥正 さん 以下より拝借
 https://tabelog.com/nagano/A2004/A200401/20000407/

昭和30年代の高度経済成長期
上田市も活気に溢れるなか、多くの人々が家路につく前の時間を焼き鳥店で過ごしていた。

需要に合わせて焼き鳥店が増える中、上田市の焼き鳥店「鳥正」の初代店主である宮下正三氏が、焼き鳥の新しい食べ方を考案した。焼き鳥にニンニク醤油だれをかけて食べるという方法を、仲間と相談しながら作り上げたといわれてる。

瞬く間にこの食べ方が広まり、今のおいだれ焼き鳥となった。

引用元:https://oidareyakitori.jp/


「美味だれ焼き鳥」として成立

「美味だれ焼き鳥」として成立

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画像:https://www.facebook.com/oidare/

2010年頃、市民有志が上田市のご当地グルメを発掘する調査を行った結果、信州上田の「焼き鳥」の食べ方は他とはなんだか違うということが発覚した。

上田市ではこのたれで食べることが定着しており、特別な呼び名は存在しなかった。2011年2月、市民有志により実行委員会が発足され「美味だれ」と命名された

2012年には、上田市を商標権者として、『美味だれ焼き鳥』『美味だれ』が商標登録された

参考文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%A0%E3%82%8C%E7%84%BC%E3%81%8D%E9%B3%A5


美味だれ焼き鳥提供店

美味だれ焼き鳥提供店

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そ美味だれ焼き鳥を提供する店舗は、上田市にたくさん存在する。下記URL先に公式の一覧が存在するため、少しでも興味がある方は出向いてみて欲しい。

https://oidareyakitori.jp/archives/category/shop


まとめ

まとめ

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今回は美味だれ焼き鳥に焦点を当てて調べていった。思っていた以上に一次資料が見つからなくて、結果的にほぼ他人の受け売りになってしまったのが残念である。
本来であれば実際に取扱店舗に出向いて写真を撮影したり、注文して味わってみるなどする予定であったが、コロナの関係で外出が憚られたため実現できなかった。
「上田飯」として美味だれ焼き鳥のほかに自慢焼も取り上げる予定であったが、記事にできる程の情報を得られず今回は断念した。
今回の地域探求学習を通じて美味だれ焼き鳥のルーツ等を知ることが出来てよかった。


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