別所を盛り上げるには

日付: 作成者:こぶた

サークルの関係で別所に行く機会が多々あるが、別所の魅力にまだ自分自身気づけていないと感じる。温泉や、農業から始まる田舎の自然や暗いことで煌々と輝く星など、何度か訪れることで気づくことが多くあった。それらの別所の魅力を多くの人に伝えるためには、どうしたらいいのかを自分なりに考えてみる。さらに、私たちが出来ることとして、別所で行っていることを紹介する。今まで別所に興味を持っていなかった人や、魅力に気づいていない人に対して、魅力とイベントをアピールし、多くの人が押しを運んでもらうことを目標にして探求した。

★クリップ

別所 北向観音

別所 北向観音

ダウンロード

別所 北向観音

ダウンロード

北向観音の本堂の写真
日本遺産にも登録されている

本堂が北に向いているのは、わが国でもほとんど例がありません。
北向観音様は北向に建立され 千手観音様を御本尊として現世利益を願い、また善光寺様は南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として未来往生を願います。 天台宗別格本山北向観音ホームページより


大門通り

大門通り

ダウンロード

大門通り

ダウンロード

別所の北向観音へと続く大門通り
大門通りに行くまでの道にある「北向観音」の文字と門


別所 part1

別所 part1

ダウンロード

 探求テーマとして、私は「別所を盛り上げるには」と設定した。今よりも多くの人に、別所のことを知ってもらい、別所でのイベントや行事について興味を持ってもらうとともに、足を運ぶ人が増えることがこのゴールであると考えた。
 そこで、まず初めに、別所の大きな観光地である「北向観音」についての基本情報をあげた。
 そして今回は、自分ができる、行っている活動を紹介する。

 part1では、岳の幟について紹介する。
岳の幟は、7月の夏に行われているもので、別所温泉に伝わる雨乞いの祭りである。青竹に色とりどりの反物をくくりつけた幟の行列が練り歩き、笛や太鼓に合わせてささら踊りや三頭獅子舞も奉納されます。国の選択無形民俗文化財に指定された珍しいお祭りになっている。
(上田市ホームページ、信州上田観光情報より)

 私の参加しているサークルでは、この活動に近年補助としてありがたいことに参加させて頂き、幟をもって、早朝に集合して、山を登らせていただいている。添付写真が、今年度の写真である。
 高齢者が多くなった地域もある中、若い力として、学生として地域住民の方と活動させて頂き、地域の皆さんの力となれたらうれしく思う。
 ぜひ、生でこの迫力ある幟の集団を一度みて頂きたい。


別所 part2

別所 part2

ダウンロード

別所 part2

ダウンロード

 前回では、「北向観音」「岳の幟」と別所にまつわる、多くの人に興味をもって頂きたいと思うものをのせた。

 そして今回は、別所の大きな温泉施設である「あいそめの湯」について紹介する。別所温泉にあるあいそめの湯は、信州の鎌倉・塩田平の西側に位置し、古くは「七久里の湯」と呼ばれ枕草子にも登場する信州最古の温泉である。

●開館時間:10時〜22時 ※入館受付は21時20分まで
●休館日:毎月第2・第4月曜日(第2・第4月曜日が祝日の場合は翌日が休館日)

●料金
 大浴場、露天風呂、福祉風呂(予約制)
 未就学児童 無料
 小中学生 250円
 一般 500円
 障害者手帳をお持ちの方については、大人250円、小中学生120円
● ボディソープ・リンスインシャンプー(無料)
● ドライヤー(無料)

となっている。(あいそめの湯ホームページより)

 食事処「比蘭樹」もあり、とてもおいしいお料理がある。お風呂上がりのソフトクリームは、絶品だった。さらに、和室風の休憩スペースもあり、お風呂上りもゆったりとできる空間があり、とても快適である。

 さらに、あいそめの湯では、定期的にいろいろ団体が公演をしている。昨年では、サークルで月に一回ほど活動をさせていただいた。
 長野大学の和太鼓サークルである。和太鼓サークルでは、和太鼓と、日本の踊りを行っており、写真は、和太鼓サークルでおこなったあいそめの湯での公演のワンシーンである。この日も、多くのお客さんが、お風呂上りに楽しんでくださり、地域の方との交流の場ともなった。この活動を通して、遠くへ足を延ばすことが出来ない高齢の方にとっても、住んでいる別所の地を盛り上げる活動となることを望んでいる。別所が今よりも少しでも盛り上がるといいと思い、活動をしている。


別所 part3

別所 part3

ダウンロード

別所 part3

ダウンロード

別所 part3

ダウンロード

 前回、「あいそめの湯」での地域を盛り上げている活動としての紹介をした。
 
 初回は、「北向観音」の基礎情報について投稿した。
 そこで今回は、「北向観音」での観光客を取り込み、北向観音へ初めて来た人や外国の方に楽しんでもらえ、地域を盛り上げるために行っている活動を紹介する。北向観音へは、外国人のかたも多く訪れている。だから、外国の方が予想だにしない状況で日本の文化に触れる機会となり、喜んでいただけることが多い。北向観音の境内で太鼓と踊りを行ったり、大門通りで行ったりする。こちらも、あいそめの湯と同様に、昨年まで、月に一回のペースで行っていた。
 
 今回貼り付けているものは、その時の写真だ。
 


別所 part4

別所 part4

ダウンロード

別所 part4

ダウンロード

別所 part4

ダウンロード

 前回までに、別所で行われている観光客を呼び込むことが出来る行事や、イベントなどみんなに知っていただきたいものを紹介してきた。

 そして、今回は夏に行われた北向観音での「盆踊り」について紹介する。
 
 毎年、北向観音では盆踊りが八月の中旬に4日間かけて行われている。
 その時にも、地域とのつながり、盆踊りを盛り上げるためとして、私たち若い力が必要とされた。さらに、盆踊りなどのお囃子も一部任せて頂いた。いくつかの踊りを地域の方と一緒に踊り、とてもいい時間を過ごさせていただいた。別所の地域に、子育て世代が増え、広々遊べ、のびのび育つ環境で子育てをするひとが増えるといいと思う。

 その時の写真である。


別所 part5

別所 part5

ダウンロード

別所 part5

ダウンロード

別所 part5

ダウンロード

 私は、別所を盛り上げるためにできることとして、前回までに、別所で行われている観光客を呼び込むことが出来る行事や、イベントなどみんなに知っていただきたいものを紹介してきた。

 そして、今回は別所で行った農業活動について紹介する。
 この農業の活動は、ぜひ学生に体験して頂きたいと思う。別所で、私はサークルで貸して頂いている土地で、お米を手作業で作っている。今年は、全部で約50合分のお米を作った。農家さんのお手伝いをする代わりに、自分たちの土地をいただき、体験させていただいている。農家さんの土地は、トラクターをつかったり、機会でも作業しているため、昔の人が手作業で行っていた農業の大変さや、自然と闘う農家さんの気持ちも少し感じられる。これは、都会で行うことは難しい経験になり、「せっかく長野へ来たらなにかやりたい」と考えている人へ私は農業をオススメしたい。お米以外でも、大豆をつぶし発行させお味噌を作ったり、山菜を取りに山へ行かせていただいたりしてりている。

 これらの活動を通して、高齢化が進む別所や農業の役に立つことが出来る上、地域の方との交流にもつながるため、とてもいい活動だと私は感じている。だから、学生にとてもお勧めしたい。

 写真は農業の写真である。


別所 part6

 前回までに、別所で行われている観光客を呼び込むことが出来る行事や、イベントなどみんなに知っていただきたいものを紹介してきた。

 そして、今回は「まこも」について紹介する。

 〈食物繊維を豊富に含んでいるマコモには体の毒素を排出して体内をきれいにする「デトックス効果」があるといわれています。ビタミン(ビタミンB2)やミネラル(カリウム)などを多く含んでおりますので、デトックス効果に大変有効です。
 またマコモには優れた水質浄化作用がありますので、マコモ風呂がお勧めです。マコモ菌は熱に強く、老廃物を分解してくれますので、お風呂に浸かりながらデトックス効果が得られます。

また別所温泉活性化プロジェクト認定商品「聖地の恵」ではまこも茶を販売中(※)です。
※現在はあいそめの湯で先行販売中です。〉

と、「太陽と大地の聖地別所温泉」というホームページにも掲載されている。

私も、「まこも茶」を別所に訪れた際によく飲ませていただいているが、今回紹介することで、興味をもつ人が増えるといいと思う。まこもは、クセがあまりなく、とても飲みやすい。始めは、飲んだことがないものだから、少し躊躇するかもしれないが、とてもおいしく、癖になる味わいだと私は感じる。また、健康にも効果があるという面でもとても魅力的だと思う。ぜひ、別所に立ち寄った際に、大切な人へのお土産や自分へのプレゼントとして手に取っていただきたい。


しめ縄

しめ縄

ダウンロード

しめ縄

ダウンロード

しめ縄

ダウンロード

 前回、別所を知っていただくため別所の特産物として売りだしている「まこも」について紹介した。

 そして今回は、自分たちが育てた稲やまこもの葉の活用を紹介する。
 別所でお世話に農家さんとおじいちゃんおばあちゃんに教えて頂きながら、私は「しめ縄づくり」を体験した。実際に作ってみて、昔の人はこんなに大変な思いをして手作りでしめ縄を作っていたのだと気づいた。まず乾燥させた稲を形を変えやすいように石などでたたいて柔らかくした。そして、すべて手作業で稲を手の上で転がすように編み込むことを繰り返して完成させた。手の上で転がすということが難しく、コツをつかむまでにとても時間がかかった。私は稲でしめ縄を作ったが、まこもの葉でも、同じようにしめ縄を作ることが出来る。

 自分で頑張って作ったしめ縄は、より一層大切にしたいと思った。が、しめ縄は、「どんど焼き」で燃やして頂いた。元来、どんど焼きには 正月飾りや書初めなどを焼いた煙で体を清めることで一年の無病息災を願う という理由があったともいわれている。

写真は今回の別所でのしめ縄づくりと、別所のある地域のどんど焼きの様子である。


地図で見る
情報を探す
キーワード
    同じキーワードを持つ記事