縁の下の力持ち(架線柱の基礎)

縁の下の力持ち(架線柱の基礎)

苔むしたコンクリートの塊から飛び出る、錆びた金属片。
これも実は真田傍陽線の遺構である。

電車には当然電気が必要であり、その電気を電車に送るために必要なのが、架線という電線である。
その架線を吊り下げる柱、重い架線柱を支えていたのがこのコンクリートの基礎なのである。

上田城の堀の区間では、確認できたもので5つも残されていた。
全国数ある廃線跡の中でも、こういったものがこれだけ残っているところはそう多くない。

ここはとても貴重な場所なのだということをもっと広めていきたいと考えた。。

登録日:2020-06-22 投稿者:小谷健人
地区コード上田地域(上田市)
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