民話・歴史
むかし、寺の鐘を盗みだした盗賊がいた。小牧山のあたりで、鐘をおろして一休みしていると、鐘がひとりでに鳴りだした。盗賊がびっくりして見ていると、今度は動き出して、須川の池の中へ転げ落ちてしまった。それから、この池に落ちておぼれそうになった人は、国分寺に行くから助けてくれというと、むかし落ちた鐘が助けてくれるそうだ。いまでは鐘は龍に変身しているらしい。
(和田登、信州の民話伝説集成【東信編】、一草舎出版、2006、国分寺の鐘)
行ってみた感想
跡地は広く、見晴らしがよかった。散歩に来ている人もいて、ゆったり過ごすのにも良い場所だと思った。タイミングよく、しなの電鉄が通るところも見ることができた。池に落ちたら鐘が助けてくれるという話は、ユーモアがあって面白いと思った。ものにも意思があるように語る昔の人の話は、あたたかいと思う。
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| カテゴリ名 | 私の地域探究2024 |
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