梅雨雨前線と線状降水帯による大雨で九州地方では洪水、土砂災害が起こっていた7月1日夕方、長野県中部でも大雨が降った。上田市では大雨、洪水、雷注意報が発令されたが、1時間降水量23㎜のかなり強い雨だった。
水門を確認しながら常磐町町内を回ったところ、南33班のkさん宅北の水路(写真1)は、先にある水門はすでに開けてあるにもかかわらず、満水状態となり、一部は、道路にあふれ始めていた。水路をさかのぼると、東10班のMさん宅南の水路(写真2)は、道と水路の境が見えなくなっていた。さらにさかのぼり常磐町南東の角では、一部が低くなった水路(写真3)の壁を越えて休耕田に用水がとうとうと流れ込み、プール状(写真4)に水がたまり始めていた。
用水を流れに沿って下っていくと、中20班Kさん宅東の水路(写真5)では低い水路の壁を超え、庭の方に用水があふれ始め、北54班Uさんと中28班のWさんの間の小道(写真6)は、山からの水が用水がいっぱいなため流れなくなり、水がたまり始めていた。
秋和境の水門(写真7)は開けてあったが、止水板の上からも水が流れるほどの高水位となっており、強い勢いで秋和に向かって流れていた。途中水路が狭くなるところ(写真8)では、水路の縁まで水があふれ、下流での溢水が心配された。
幸い、18時を過ぎると雨の勢いも弱くなり、用水の氾濫の危険もなくなったが、この雨の勢いが2010年の大雨のようにもう1時間続いたら被害が出たのではないだろうか。今後も、短い時間でも強い雨が降る時は、警戒が必要であることを教えられるとともに、水門管理にあたったまちサポの皆さんに感謝申し上げたい。
地区コード | 常磐町(西部地区) |
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投稿者 | やまさん |
管理番号 | 3268 |
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カテゴリ名 | 水路 |
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